特許
J-GLOBAL ID:200903058601523799

NOxセンサ及びNOx測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-272458
公開番号(公開出願番号):特開平9-113482
出願日: 1995年10月20日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 連続的に応答性よく、長時間正確に測定可能なNOxセンサ並びにNOx測定方法を提供する。【解決手段】 本センサは、第一の拡散律速通路12を通じて被測定ガスが導かれる第一の内部空所6と、その雰囲気が第二の拡散律速通路14を通じて導かれるNOx還元触媒が配されている第二の内部空所8と、第一の酸素イオン伝導性固体電解質とこれに接して設けられた電気化学的セルを用いて内部空所6内の酸素分圧を制御せしめる電気化学的ポンプセルと、第一の酸素イオン伝導性固体電解質とこれに接して設けられた電気化学的セルを用いて内部空所内6の雰囲気中の酸素分圧を検出する酸素分圧検出手段と、内部空所8内の酸素分圧に対応した起電力を出力する第一の電気化学的センサセルと、該第一の電気化学的センサセルから出力される前記起電力を検出する電圧検出手段32とを設けた。電圧検出手段32の検出起電力の値から、NOx濃度を求める。
請求項(抜粋):
NOx還元触媒にて被測定ガス中のNOxを還元せしめ、その際に発生する酸素量を測定することにより、被測定ガス中のNOx量を求めるようにしたNOxセンサにして、外部の被測定ガス存在空間に連通された第一の内部空所と、該被測定ガス存在空間より被測定ガスを所定の拡散抵抗の下に該第一の内部空所に導く第一の拡散律速手段と、第一の酸素イオン伝導性固体電解質とこれに接して設けられた一対の電極とを含み、それら一対の電極間への通電により、前記第一の内部空所に対する酸素のポンピングを行ない、該第一の内部空所の雰囲気中の酸素分圧を、NOxが実質的に還元され得ない所定の低い値に制御せしめる電気化学的ポンプセルと、前記第一の内部空所に連通され、内部に前記NOx還元触媒が配されてなる第二の内部空所と、前記第一の内部空所内の制御された雰囲気を所定の拡散抵抗の下に該第二の内部空所に導く第二の拡散律速手段と、第二の酸素イオン伝導性固体電解質とこれに接して設けられた一対の電極とを含み、前記第二の内部空所内の雰囲気中に存在するNOxを、前記NOx還元触媒にて還元せしめ、その際に発生する酸素によって規定される該第二の内部空所内の雰囲気の酸素分圧に対応した起電力を出力する第一の電気化学的センサセルと、該第一の電気化学的センサセルから出力される前記起電力を検出する電圧検出手段とを、有することを特徴とするNOxセンサ。
IPC (2件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/419
FI (4件):
G01N 27/46 371 G ,  G01N 27/46 327 B ,  G01N 27/46 327 G ,  G01N 27/46 327 Z

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