特許

J-GLOBAL ID：200903058609566888

固体撮像装置

発明者： 西澤 重喜 ,  開田 真澄 ,  勇 広宣
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 小川 勝男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-009816
公開番号（公開出願番号）：特開平5-199466
出願日： 1992年01月23日
公開日（公表日）： 1993年08月06日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 欠陥救済を可能にし、組み立て時の部品管理を簡単にした固体撮像装置。【構成】 初期設定動作においてシャッター機構STを制御して固体撮像素子CCDの撮像面を覆い、1又は複数フィールド期間にわたりCCDの光電変換素子からの信号電荷の読み出しを停止させた後、それを読み出して電圧比較回路VCにより白点検出を行い読み出しに同期したアドレス信号を発生し記憶回路RAMに電圧比較回路VCの出力信号を書き込み、初期設定動作終了後、シャッター機構を制御し撮影を可能にするととともに記憶回路から記憶情報の読み出しを行い、読み出し信号が白点に対応したデータであるとき出力回路を制御してCCDの読み出し信号を1つ前の読み出し信号又は他の適当な信号に置き換える。

請求項（抜粋）：

二次元配列された光電変換素子の画素信号を時系列的に出力させる読み出し回路を備えた固体撮像素子と、この固体撮像素子の画素信号の読み出し動作に必要なクロックパルスを形成するタイミング発生回路と、固体撮像素子の撮像面を覆うシャッター機構と、読み出し信号のレベルを所定の基準電位と比較する比較回路と、少なくとも二次元配列された光電変換素子の数に対応した記憶容量を持つ記憶回路と、初期設定動作においてシャッター機構を制御して固体撮像素子の撮像面を覆い、タイミング発生回路を制御して1又は複数フィールドの期間にわたり光電変換素子からの信号電荷の読み出しを停止させた後に、それを読み出して電圧比較回路により画素欠陥検出を行うとともに、この読み出し動作に同期したアドレス信号を発生して記憶回路をアクセスして上記電圧比較回路の出力信号の書き込みを行い、この初期設定動作が終了した後に上記シャッター機構を制御して撮影を可能にするととともにその読み出し動作に同期して記憶回路をアクセスして記憶情報の読み出し動作を行い、その読み出し信号が画素欠陥に対応したデータであるとき出力回路を制御して固体撮像素子から読み出された読み出し信号を1つ前の読み出し信号又は他の適当な信号に置き換える制御回路とを備えてなることを特徴とする固体撮像装置。