特許
J-GLOBAL ID:200903058622991474

エーテルカルボン酸の製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-052312
公開番号(公開出願番号):特開平8-245499
出願日: 1995年03月13日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】 反応系の粘度上昇を抑え、着色を抑え、未反応原料を低減させ、純度の高いエーテルカルボン酸を製造する方法の提供。【構成】 エーテルアルコールと粉末のモノハロゲン低級カルボン酸塩と有機溶媒の混合物中へ、加熱、減圧下に、アルカリ金属水酸化物の水溶液を滴下し、脱水反応させてエーテルカルボン酸塩を得、その後、無機酸水溶液によりエーテルカルボン酸(III)に変換する。RO(AO)n(CH2)mCOOH (III)(式中、RはC6-24のアルキル基、フェニル基、アルキルフェニル基等、A はC2-4のアルキレン基、nは0より大きく5以下の数、m は1又は2を示す。)
請求項(抜粋):
一般式(I)RO(AO)nH (I)(式中、R は炭素数6〜24のアルキル基又はアルケニル基、もしくは置換基を有してもよいアリール基、A は炭素数2〜4のアルキレン基、nはアルキレンオキシドの平均付加モル数を示す0より大きく5以下の数であり、n個のA は同一でも異なっていてもよい。)で表されるエーテルアルコールと、粉末の一般式(II)X(CH2)mCOOM (II)(式中、X はハロゲン原子、M はアルカリ金属、m は1又は2を示す。)で表されるモノハロゲン低級カルボン酸塩と有機溶媒の混合物中へ、加熱、減圧下に、アルカリ金属水酸化物の水溶液を滴下し、脱水反応させてエーテルカルボン酸塩を得、その後、無機酸水溶液によりエーテルカルボン酸に変換することを特徴とする、一般式(III)RO(AO)n(CH2)mCOOH (III)(式中、R, n及びm は前記の意味を示す。)で表されるエーテルカルボン酸の製法。
IPC (3件):
C07C 59/70 ,  C07C 51/367 ,  C07C 59/125
FI (3件):
C07C 59/70 ,  C07C 51/367 ,  C07C 59/125 A

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