特許
J-GLOBAL ID:200903058625697062

内燃機関の動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 輝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-110276
公開番号(公開出願番号):特開平8-284629
出願日: 1995年04月12日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 バルブリフタ全体の小小形化と軽量化を図り、適性荷重のバルブスプリングを用いて摺動抵抗の低減が可能な動弁装置を提供する。【構成】 バルブリフタ8の内部に形成した摺動用孔13に、伝達部材14を摺動可能に収容する。伝達部材14の背面側に摺動用孔13よりも小さい開口面積をもって形成した貫通孔16内に、制御ピストン17を摺動可能に収容する。バルブリフタ8の上壁部に、高速用カム6のカム面6aを摺動用孔13内に臨ませる開口窓15を設ける。さらに、制御ピストン17を機関の運転状態に応じて往復摺動させて、この制御ピストン17に接する伝達部材14の上面14aを高速用カム6のカム面6aに対して接離させる駆動機構を設ける。伝達部材14の上面14c端部に面取り14dを施し、高速用カム6のカム面6a端部に面取り6bを施した。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランク軸によって回転駆動されるカム軸と、該カム軸の外周に設けられて、吸・排気弁を開動作させる高速用カムおよび低速用カムと、シリンダヘッドに形成したガイド孔内に摺動自在に設けられて、前記高速用カムおよび低速用カムのリフトを前記吸・排気弁に伝達するバルブリフタとを備えた内燃機関の動弁装置において、前記バルブリフタの上端内部に形成した摺動用孔に収容され、カム軸の軸方向に摺動可能な伝達部材と、上面に低速用カムが摺接するバルブリフタの上壁部に開口し、前記高速用カムの外周カム面を前記摺動用孔内に臨ませる開口窓と、前記伝達部材を機関の運転状態に応じて往復摺動させて、この伝達部材の上面を高速用カムのカム面に対して接離させる駆動機構とを備え、前記伝達部材の上面端部および高速用カムのカム面端部の何れか一方又は両方に面取りを施したことを特徴とする内燃機関の動弁装置。
IPC (2件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 1/14
FI (2件):
F01L 13/00 301 D ,  F01L 1/14 G

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