特許
J-GLOBAL ID:200903058626660898

自動調整形フィードフォワード増幅方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-243325
公開番号(公開出願番号):特開平7-106861
出願日: 1993年09月29日
公開日(公表日): 1995年04月21日
要約:
【要約】【目的】 広い帯域にわたって使用できる自動調整形フィードフォワード増幅方法を得る。【構成】 主増幅器11の歪成分を検出する歪検出回路1と、歪検出回路1が検出した歪成分を増幅した後に主増幅器11の出力に加えて歪成分の相殺を行う歪除去回路2とを用い、動作状態検知用のパイロット信号をこれら検出回路にそれぞれ注入し、これら検出回路を経たパイロット信号の各レベルを検出し、得られた検出レベル信号を制御入力として制御回路29で各検出回路1,2を、各検出レベル信号がバランスして小さくなるように制御して主増幅器11で発生する歪成分を除去するに際し、各検出回路にはある周波数間隔で離間した複数のパイロット信号をそれぞれ注入し、各検出回路を経た複数のパイロット信号の各レベルを検出し、これら各検出レベル信号がバランスして小さくなるように制御回路29で制御する。
請求項(抜粋):
第1の電気的可変減衰手段と第1の電気的可変移相手段とを備えて主増幅器の歪成分を検出する歪検出回路と、第2の電気的可変減衰手段と第2の電気的可変移相手段とを備えて前記歪検出回路が検出した歪成分を補助増幅器を用いて増幅した後前記主増幅器の出力に加えて前記歪成分の相殺を行う歪除去回路と、前記歪検出回路と前記歪除去回路との動作状態を検知するための特定周波数のパイロット信号をこれら検出回路にそれぞれ注入するパイロット信号注入手段と、前記歪検出回路を経た前記パイロット信号と前記歪除去回路を経た前記パイロット信号との各レベルを検出して得られた検出レベル信号を制御入力として前記歪検出回路の前記第1の電気的可変減衰手段と前記第1の電気的可変移相手段とのいずれか一方又は双方を制御し且つ前記歪除去回路の前記第2の電気的可変減衰手段と前記第2の電気的可変移相手段とのいずれか一方又は双方を制御する制御回路とを用い、前記各検出レベル信号が小さくなるように前記制御回路で制御して前記主増幅器で発生する歪成分を除去する自動調整形フィードフォワード増幅方法において、前記歪検出回路と前記歪除去回路とにはある周波数間隔で離間した複数のパイロット信号をそれぞれ注入し、前記歪検出回路を経た複数のパイロット信号と前記歪除去回路を経た複数のパイロット信号との各レベルをそれぞれ検出し、得られた各検出レベル信号が小さくなるように前記制御回路で制御することを特徴とする自動調整形フィードフォワード増幅方法。

前のページに戻る