特許
J-GLOBAL ID:200903058627944768

スパイラル式熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 一公
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-062099
公開番号(公開出願番号):特開平6-273081
出願日: 1993年03月22日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】 繊維質を含む流体を用いるスパイラル式熱交換器において、繊維状スラッジが引掛ることなく熱交換効率を向上させる。【構成】 伝熱板1を巻回わして構成したスパイラル式熱交換器において、一方流路3にスペーサとしてスタッドピン2を用い、他方流路4にディスタンスバー5を用いる。ディスタンスバー5は断続して千鳥状に配設され、流体の進行方向に拡がるようある角度をもって取付ける。【効果】 断続したディスタンスバーが千鳥状に配設されているので、流体に分散と混合作用を与え伝熱性能を向上させる。流体の進行方向に拡がるようある角度をもっているので、伝熱板間を支持するバーの幅が拡がったと同じ効果があり、保持効果が強く、流体の乱流効果により熱交換効率を向上させる。
請求項(抜粋):
伝熱板をスペーサを介し一定間隔をあけて巻回わし、前記伝熱板を介して隣接する流路間で熱交換するようにしたスパイラル式熱交換器において、一方流路の間隔を維持するスペーサとして、スタッドピンを用い、他方流路の間隔を維持するスペーサとしてディスタンスバーを用いると共にこのディスタンスバーは断続して千鳥状に配設され、流体の流れ方向に拡がるようある角度をもって取付けたことを特徴とするスパイラル式熱交換器。

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