特許
J-GLOBAL ID:200903058629824360

浮動型磁気ヘツド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-288346
公開番号(公開出願番号):特開平5-128769
出願日: 1991年11月05日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】 コアスライダーのリード・ライト用のコイル線が巻線される側の磁気コアの上にもジンバルが位置するヘッドジンバルアッセイにおいて、樹脂の収縮により、コアスライダーのフロントギャップ部が浮上面より凹み、ヘッド空隙損失の増加にともなうヘッド電磁変換特性の劣化を防止することを目的とする。【構成】 コアスライダー3のバックギャップ部11に接着用の樹脂4が流入しないように、ジンバル6のスライダー部をなす磁気コア2への取り付け面上に樹脂流れ防止溝14a、または、磁気コア2のジンバル6への取り付け面上に樹脂流れ防止溝17aを設けた構成とし、コアスライダー3のバックギャップ部11に樹脂4が流れ込まないため、樹脂4の収縮により発生する曲げモーメントによるコアスライダー3のフロントギャップ部10の浮上面よりの凹みをなくして設定浮上量以上に磁気記録媒体15より離れることを防止できる。
請求項(抜粋):
リード・ライト用のコイル線を巻線した磁気回路構成部をなす磁気コアと、磁気記録媒体の回転によって発生する空気流による揚力を得るための浮上面を有するスライダー部をなす磁気コアと接合用ガラスによって接着固定して構成したコアスライダーの浮上姿勢を調整するジンバルの長手方向の中心線が、前記コアスライダーの長手方向の中心線に対し、平行に位置するヘッドジンバルアッセイであって、前記ジンバルの先端部から前記ジンバルのピボットの中心迄の範囲内で、かつ、前記コアスライダーのバックギャップ部から前記ジンバルの前記ピボットの中心迄の範囲内の前記ジンバルの前記スライダー部をなす磁気コアへの取り付け面上に、前記ジンバルと前記スライダー部をなす磁気コアの接着用の樹脂が、前記バックギャップ部に流入するのを防止する樹脂流れ防止溝を備えた浮動型磁気ヘッド。

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