特許
J-GLOBAL ID:200903058633658521

フィルムコンデンサの製造方法およびフィルムコンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-056121
公開番号(公開出願番号):特開平7-263275
出願日: 1994年03月25日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 ポリエステルフィルムを用いた巻回型のフィルムコンデンサの製造工程の簡素化を図り、所望の電気性能を得る製造方法を提供すること。【構成】 誘電体層を形成する2枚のフィルムと、電極層を形成する2枚の金属箔とを工程S1において交互に重ね合わせて、巻き取る。その後、工程S2へ移行し、巻取る途中、各電極箔にそれぞれリード線をスポット溶接する。さらに工程S3で巻き取りを行い、素子本体を得、捺印工程(S4)終了後、加熱エージング工程(S5)で加熱を行い、コンデンサを形成する。誘電体層には、時間15分、温度150°Cでの加熱収縮率が15%以上かつ80°Cでの収縮応力が20g/10mm以上のポリエステルフィルムを使用し、加熱により、渦巻状の層を形成してなるフィルムの半径方向の収縮を得、電極層と誘電体層との強固な密着力を得て巻回型のフィルムコンデンサを生成する。
請求項(抜粋):
電極層と、加熱することにより収縮し、この収縮力により巻回されたフィルム同士を圧着することが可能なポリエステルフィルムにより形成された誘電体層とを重ね合わせて巻回し、この巻回完了後、加熱処理のみを施し、この加熱処理による前記フィルムの半径方向への収縮力を用いて、前記巻回されたフィルムと電極層とを密に圧着してコンデンサを形成することを特徴とするフィルムコンデンサの製造方法。
IPC (5件):
H01G 4/32 311 ,  B32B 27/36 ,  B32B 31/26 ,  H01G 4/18 311 ,  H01G 4/18 330

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