特許
J-GLOBAL ID:200903058637478854

ファイル入出力制御方法、ファイル管理サーバ及び並列計算機システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 市郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-392686
公開番号(公開出願番号):特開2002-196960
出願日: 2000年12月25日
公開日(公表日): 2002年07月12日
要約:
【要約】【課題】 複数のプロセスが同一ファイルを共有アクセスするコレクティブI/Oにおいて、各プロセスのI/O待ち時間を短縮し、プロセッサ稼働率を向上させる。【解決手段】 I/O要求を発行する各ユーザプロセス1110、1210、1310、1410は、I/O要求を発行するとき、関連する全プロセスの発行するI/O要求と共に、プロセスの全てがアクセスするファイル領域情報、プリフェッチを行うか否かを指定する情報、ディスクのプリアロケートを行うか否かを指定する情報を、ヒント情報としてシステムに通知する。システムは、このヒント情報に基づいて、プロセスの全てがアクセスするファイル領域のデータを格納するバッファを用意して、全プロセスのI/O処理をこのバッファを使用して行う。
請求項(抜粋):
複数のプロセスが同一のファイルを共有してアクセスするファイル入出力制御方法において、前記複数のプロセスのそれぞれが、自プロセスのファイル入出力要求と、前記複数のプロセスの全てがアクセスするファイル領域情報を含むヒント情報とをファイル管理サーバに通知し、ファイル管理サーバは、前記ヒント情報により通知されたファイル領域に対し入出力を行うためのバッファを用意し、前記複数のプロセスからのファイル入出力要求がファイル読み込み要求の場合、前記用意したバッファに前記ヒント情報で指定されたファイル領域のデータをディスクから読み込み、ディスクからの読み込み終了後、各プロセスがファイル入出力要求で指定したデータ領域に、前記用意したバッファの対応するメモリ領域からメモリコピーを行い、前記複数のプロセスからのファイル入出力要求がファイル書き込み要求の場合、各プロセスがファイル入出力要求で指定したデータ領域から前記用意したバッファの対応する領域へのメモリコピーを行い、前記複数のプロセス全てからのメモリコピーの終了後、前記用意したバッファのデータを前記ヒント情報で通知されたファイル領域に対してディスク書き込みを行うことを特徴とするファイル入出力制御方法。
IPC (4件):
G06F 12/00 514 ,  G06F 12/00 ,  G06F 3/06 301 ,  G06F 9/46 360
FI (4件):
G06F 12/00 514 A ,  G06F 12/00 514 E ,  G06F 3/06 301 R ,  G06F 9/46 360 C
Fターム (12件):
5B065BA01 ,  5B065CA11 ,  5B065CE11 ,  5B065CH20 ,  5B065ZA16 ,  5B082FA01 ,  5B098AA03 ,  5B098GA04 ,  5B098GB13 ,  5B098GD03 ,  5B098GD12 ,  5B098GD15

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