特許
J-GLOBAL ID:200903058639189272

トレッドリングの成形方法及びそれに用いる装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苗村 正 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-222818
公開番号(公開出願番号):特開平10-058555
出願日: 1996年08月23日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】複数の周方向に並ぶセグメントを有するベルト成形ドラムを用いて、生タイヤ用のトレッドリングを成形する成形方法。【解決手段】拡縮径可能なベルト成形面を有するベルト成形ドラムを用いて、未加硫の生ベルト層と、生バンドと、生トレッドゴムとを環状に重ねてなる生タイヤ用のトレッドリングの成形方法であって、前記ベルト成形面に、高弾性コードの複数枚のベルトプライを巻回し、前記ベルト成形ドラムの中心軸を含む断面において前記生ベルト層が前記中心軸と平行となる直円筒状の生ベルト層を形成するベルト成形工程と、生ベルト層の外周面に有機繊維コードを巻回し生バンドを形成することにより、中凸の太鼓状のベルト・バンド体を形成するバンド成形工程と、ベルト・バンド体の外周面に生トレッドゴムを巻付けて一体化することによりトレッドリングを形成する。
請求項(抜粋):
周方向に間隙を隔てて並置されかつ半径方向に進退自在な複数個のセグメントにより形成される拡縮径可能なベルト成形面を有するベルト成形ドラムを用いて、未加硫の生ベルト層と、生バンドと、生トレッドゴムとを環状に重ねてなる生タイヤ用のトレッドリングを成形するトレッドリングの成形方法であって、前記セグメントの外面を前記間隙を介して連ねる前記ベルト成形面に、高弾性コードの複数枚のベルトプライを巻回し、前記ベルト成形ドラムの中心軸を含む断面において前記生ベルト層が前記中心軸と平行となる直円筒状の生ベルト層を形成するベルト成形工程と、生ベルト層の外周面に円周方向に対して0〜5°の角度で有機繊維コードを巻回し生バンドを形成することにより、該生バンドとともに生ベルト層の端部を通って1周するベルト層内周面の端周回長さLeを、中央部を通って1周する中央周回長さLcよりも小に変形させ中凸の太鼓状のベルト・バンド体を形成するバンド成形工程と、ベルト・バンド体の外周面に生トレッドゴムを巻付けて一体化することによりトレッドリングを形成するトレッドゴム貼付工程とを含むことを特徴とするトレッドリングの成形方法。
IPC (3件):
B29D 30/30 ,  B29D 30/36 ,  B29K 21:00
FI (2件):
B29D 30/30 ,  B29D 30/36

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