特許
J-GLOBAL ID:200903058644531019

不要輻射防止フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-157950
公開番号(公開出願番号):特開平10-335147
出願日: 1997年05月30日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 ケーブルをアンテナとして輻射される電磁波ノイズを除去する不要輻射防止フィルタのノイズ吸収効率を向上させる。【解決手段】 上記課題を解決するために、本願発明は、一対の半円筒形状のフェライトコアと、前記一対のフェライトコアを保持する絶縁性材料を成形してなる一対の半円筒形状のケース、および前記一対のケースを互いに回動可能に接続する接続部を備える。フェライトコアとケースの間には、フェライトコアの軸方向に沿って露出するケーブルの半周部分を収納するケーブル収納部が形成されている。
請求項(抜粋):
円筒形状のフェライトコアにケーブルを挿通することにより、ケーブルをアンテナとして輻射する不要な電磁波を除去するための不要輻射防止フィルタであって、一対の半円筒形状のフェライトコア、絶縁性材料から成り、前記一対のフェライトコアを収納するコア収納部を有し、一対のフェライトコアの軸方向の両端部の近傍に前記ケーブルを通す貫通孔をそれぞれ形成し、一対のものを組み合わせることによって筒状形状となるケース、および前記一対のケースの前記フェライトコアの軸方向に沿う一辺で互いに回動自在に接続する接続部を備え、前記一対のケースは、さらに互いに回動して係合させたときに、前記一対のケースを筒状に保持する係合部と、前記一対のフェライトコアを前記一対のケースのそれぞれのコア収納部に収納した状態で固定的に保持する保持部と、前記一対のフェライトコアの周辺面と前記係合部との間に、前記ケーブルを収納するケーブル収納部とを形成してなり、前記ケーブルが前記フェライトコアを貫通するように軸方向に沿って巻き付けられ、フェライトコアの周面に沿うケーブルの部分が前記ケーブル収納部に収納され、ケーブルの一方部分と他方部分が前記貫通孔にそれぞれ通されたことを特徴とする、不要輻射防止フィルタ。
IPC (4件):
H01F 27/02 ,  H01F 17/06 ,  H04B 15/02 ,  H05K 9/00
FI (4件):
H01F 15/02 N ,  H01F 17/06 D ,  H04B 15/02 ,  H05K 9/00 K

前のページに戻る