特許
J-GLOBAL ID:200903058646933360

プローブによる核酸の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-333735
公開番号(公開出願番号):特開平11-151100
出願日: 1997年11月19日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】標的二本鎖DNA に損傷を与えず且つ標的二本鎖DNA の正確な情報を得ることを可能にした、プローブを用いた核酸検出方法を提供する。【解決手段】本発明の核酸検出方法は、RecAタンパク質を介して第一の一本鎖DNA プローブが結合した標的二本鎖DNA を一本鎖DNA 特異的ヌクレアーゼで処理することにより、第一のプローブと相補的な塩基配列またはその一部からなる、検出可能な標識をラベルした第二の一本鎖DNA プローブが標的DNA に特異的に結合することを可能にし、核酸の検出を行う。
請求項(抜粋):
所定の塩基配列を有する一本鎖DNA プローブを用いて、二本鎖DNA サンプルの中から、該所定の塩基配列を有する二本鎖DNA を検出する方法であって、(1)RecAタンパク質、前記所定の塩基配列を有する第一の一本鎖DNA プローブおよび前記二本鎖DNA サンプルを混合し、前記第一の一本鎖DNA プローブが、RecA タンパク質を介して前記二本鎖DNA に結合してなる第一の複合体を形成するステップと、(2)該第一の複合体に一本鎖DNA 特異的ヌクレアーゼを作用させて消化するステップと、(3)ステップ(2) で得られた消化生成物にタンパク質分解酵素を作用させてRecAタンパク質を分解し、消化生成物から前記第一の一本鎖DNA プローブを解離させるステップと、(4)ステップ(3) で得られた解離生成物に対して、前記所定の塩基配列またはその一部と相補的な塩基配列からなり且つ検出可能な標識でラベルされた第2の一本鎖DNA プローブを添加し、この両者からなる第2の複合体を形成するステップと、(5)該第2の複合体に含まれる前記標識を検出するステップとを具備することを特徴とする核酸検出方法。
IPC (2件):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/09 ZNA
FI (2件):
C12Q 1/68 A ,  C12N 15/00 ZNA A

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