特許
J-GLOBAL ID:200903058647672187
2成分用プレフィルドシリンジ
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-349131
公開番号(公開出願番号):特開平5-154198
出願日: 1991年12月06日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 一方または両方の成分が液状である2つの成分の薬剤の長期の保存を可能ならしめ、かつ用時に無菌的に素早く調製できる、簡易で、信頼性が高く、製造が容易な2成分用プレフィルドシリンジを提供する。【構成】 注射筒1と、先端に第3の密封部材6を有するプランジャ7と、チップ2に装着された第1の密封部材3と、注射筒1の基端部開口4に挿着された第2の密封部材5からなり、第2の密封部材5には軸方向にロッド挿通孔9が形成されている。そして第3の密封部材6は、プランジャ7のロッド8の先端に設けられた密封部材圧縮手段12によって圧縮され拡径されて、注射筒1の内部を2室19、20に区画している。2室19、20の連通は密封部材圧縮手段12による圧縮が解除されることにより達成される。
請求項(抜粋):
注射筒の先端のチップおよび後端の開口部分がそれぞれ第1の密封部材および第2の密封部材で閉鎖されるとともに、その先端に第3の密封部材を有するプランジャが、前記第2の密封部材の軸方向に形成されたロッド挿通孔に流体密に挿通されており、前記第3の密封部材によって流体密に区画された2つの室にそれぞれ薬液および、薬液または乾燥薬剤が予め充填されてなるシリンジにおいて、前記第2の密封部材および第3の密封部材が注射筒の内壁を摺動可能であり、前記プランジャのロッドが前記ロッド挿通孔の内壁を摺動可能であるとともに、該ロッドの先端には密封部材圧縮手段が設けられており、前記第3の密封部材が前記密封部材圧縮手段によって圧縮されて拡径されており、該密封部材圧縮手段による圧縮が解除された時に、第3の密封部材が元の大きさに復元して注射筒の内壁から離隔し前記2室が連通するように構成されてなる2成分用プレフィルドシリンジ。
IPC (2件):
引用特許:
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