特許

J-GLOBAL ID：200903058654485457

アジャスト機能付き電子制御装置

発明者： 山田 英樹 ,  磯崎 常好
出願人/特許権者： 日本電装株式会社
代理人 (1件)： 加古 宗男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-235940
公開番号（公開出願番号）：特開平8-076816
出願日： 1994年09月05日
公開日（公表日）： 1996年03月22日
要約：

【要約】【目的】 コストダウン・信頼性確保の要求を満たしつつ、選択可能な制御仕様の数を増やすようにする。【構成】 マイクロコンピュータのROMには、予め決められた5つの電圧区間A1 〜A5 とそれに対応する5つの制御仕様とが記憶されている。そして、電源電圧Vccを分圧回路で分圧してその分圧電圧が5つの電圧区間A1 〜A5 のいずれに該当するかを判定し、その判定結果に応じて制御仕様を選択して制御を実行する。この場合、各電圧区間A1 〜A5 は、電源電圧Vccの1/2の電圧を含む中央の電圧区間A3 の電圧幅を、他の電圧区間A1 ,A2 ,A4 ,A5 の電圧幅よりも広く設定し、更に、A3 >A2 (=A4 )>A1 (=A5 )の関係に設定している。これにより、全ての電圧区間A1 〜A5 の電圧幅が分圧回路の抵抗のバラツキによる分圧電圧のバラツキ電圧幅に応じた最適な設定となる。

請求項（抜粋）：

電源電圧を分圧する分圧回路と、この分圧回路の分圧電圧を読み込む制御回路とを備え、この制御回路は、予め決められた複数の電圧区間と複数の制御仕様とを互いに対応させて記憶する記憶手段と、前記分圧回路の分圧電圧が前記複数の電圧区間のいずれに該当するかを判定する電圧区間判定手段と、前記記憶手段に記憶されている複数の制御仕様の中から前記電圧区間判定手段の判定結果に応じた制御仕様を選択する選択手段と、選択された制御仕様に従って制御を実行する制御実行手段とを備え、前記各電圧区間のうち前記電源電圧の1/2の電圧を含む電圧区間の電圧幅を他の電圧区間の電圧幅よりも広く設定したことを特徴とするアジャスト機能付き電子制御装置。