特許
J-GLOBAL ID:200903058660281219

熱可塑性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-000986
公開番号(公開出願番号):特開平7-207104
出願日: 1994年01月10日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 耐フロン性に優れた熱可塑性樹脂組成物を得る。【構成】 アクリル酸アルキルエステル系ゴム含有グラフト共重合体に、特定の共重合体を、熱可塑性樹脂組成物中に占めるゴム状重合体量が特定量になるように最適な割合で配合させることにより得られる。
請求項(抜粋):
(I)アクリル酸アルキルエステル15〜99.9重量%と共役ジエン及び/又はアクリル酸アルキルエステルと共重合可能な単量体0.1〜85重量%とを乳化重合させて得られるアクリル酸アルキルエステル系ゴム状共重合体(a)ラテックスに酸基含有共重合体ラテックス(i)あるいは必要に応じて該酸基含有共重合体ラテックス(i)に酸素酸の金属塩(ii)を併用して添加して得られる肥大化ゴム状共重合体(a′)ラテックス20〜80重量部(固形分として)の存在下に、不飽和シアン化合物、芳香族ビニル化合物、不飽和エステル化合物から選ばれる1種以上の単量体20〜80重量部をグラフト重合させてなるグラフト共重合体(A)と、共役ジエン系ゴム状重合体(b-1)ラテックス又はポリオルガノシロキサン系ゴム状重合体(b-2)ラテックス5〜80重量%(固形分として)の存在下に、アクリル酸アルキルエステルとこれと共重合可能な単量体とからなる単量体混合物20〜95重量%をシード重合して得られる複合ゴム状重合体(b′)ラテックス20〜80重量部(固形分として)の存在下に、不飽和シアン化合物、芳香族ビニル化合物、不飽和エステル化合物から選ばれる1種以上の単量体20〜80重量部をグラフト重合させてなるグラフト共重合体(B)とから選ばれる1種以上のグラフト共重合体と(II)35〜65重量%の不飽和シアン化合物と35〜65重量%の芳香族ビニル化合物とからなる単量体を共重合して得られる共重合体とからなる熱可塑性樹脂組成物において、該熱可塑性樹脂組成物100重量%中に占める肥大化ゴム状共重合体(a′)及び複合ゴム状重合体(b′)の合計の割合が15〜30重量%であり、且つゴム状重合体を形成するアクリル酸アルキルエステル単位の割合が熱可塑性樹脂組成物100重量%に対して5〜25重量%であることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
IPC (4件):
C08L 51/00 LKP ,  C08L 25/12 LDW ,  C08F265/06 MQM ,  C08F285/00 MQX

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