特許
J-GLOBAL ID:200903058665155475

5-HT1Aおよび/または5-HT1D受容体の選択的(アンタ)アゴニストとしてのベンジル(イデン)-ラクタム誘導体、その調製法及びその使用法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 浩
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-535074
公開番号(公開出願番号):特表平11-506472
出願日: 1997年02月03日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】一般式(I)の化合物または薬学的に許容することのできるその塩[ここで、R1は、一般式G1、G2、G3、G4またはG5の基であり;R2は、水素、(C1-C4)アルキル、フェニルまたはナフチルであり{ここで、これらのフェニルまたはナフチルは、クロロ、フルオロ、ブロモ、ヨード、(C1-C6)アルキル、(C1-C6)アルコキシ、トリフルオロメチル、シアノおよび、gが0、1もしくは2であるSOg(C1-C6)アルキルから独立に選ばれる1個以上の置換基、好ましくは0から3個の置換基で任意に置換することができる};R3は、(CH2)mBであり{ここで、mは、0、1、2または3であり、Bは、水素、フェニル、ナフチルまたは、環(例えば、フリル、チエニル、ピリジル、ピリミジル、チアゾリル、ピラゾリル、イソチアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、ピロリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イミダゾリル等)内に1個から4個のヘテロ原子を有する5もしくは6員のヘテロアリール基であり、ここで、前述のアリールおよびヘテロアリール基のそれぞれは、クロロ、フルオロ、ブロモ、ヨード、(C1-C6)アルキル、(C1-C6)アルコキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ヒドロキシ、COOHおよび、gが0、1もしくは2であるSOg(C1-C6)アルキルから独立に選ばれる1個以上の置換基、好ましくは0から3個の置換基で任意に置換することができる};Zは、CR4R5であり{ここで、R4およびR5は、水素、(C1-C6)アルキルおよびトリフルオロメチルから独立に選ばる};またはZは、上記Bの定義において論及されたアリールもしくはヘテロアリール基の一つであってもよく、ここで、Zの隣接する2個の環構成員は、環Aの構成員でもあり;Xは、水素、クロロ、フルオロ、ブロモ、ヨード、シアノ、(C1-C6)アルキル、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、(C1-C6)アルコキシ、gが0、1もしくは2である-SOg(C1-C6)アルキル、CO2R10またはCONR11R12であり;R10、R11およびR12のそれぞれは、R2の定義において示した基から独立に選ばれ;またはR11およびR12は、それらが結合している窒素と共に、窒素、硫黄および酸素から選ばれる0から4個のヘテロ原子を有することのできる5から7員環を形成し;nは、1、2、3または4であり;そして破線は、任意の二重結合を示し;そしてR6、R7、R8、R9、R13、E、pおよびxは、明細書の通りに定義されるが、但し、Zが、ヘテロアリール基である場合、nは、1でなければならなし]。これらの化合物は、5-HT1A-および/または5-HT1D受容体の選択的(アンタ)アゴニストであり、従って、精神治療薬として有用である。
請求項(抜粋):
下記に示す一般式Iの化合物または薬学的に許容することのできるその塩[ここで、R1は、下記に示した一般式G1、G2、G3、G4またはG5の基であり{ここで、Eは、酸素、硫黄、SOまたはSO2であり; R6およびR7は、水素、(C1-C6)アルキル、[(C2-C4)アルキル]アリール(ここで、アリール部分は、フェニルもしくはナフチルである)、ならびにヘテロアリール-(CH2)q(ここで、ヘテロアリール部分は、ピリジル、ピリミジル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソオキサゾリルおよびベンゾイソチアゾリルから選ばれ、qは、0、1、2、3もしくは4である)(ここで、当該アリールおよびヘテロアリール部分は、クロロ、フルオロ、ブロモ、ヨード、(C1-C6)アルキル、(C1-C6)アルコキシ、トリフルオロメチル、シアノおよび、gが0、1もしくは2であるSOg(C1-C6)アルキルから独立に選ばれる1個以上の置換基で任意に置換することができる)から独立に選ばれ; または、R6およびR7は、共に2個から4個の炭素鎖を形成し; xは、0から8であり; 各R13は、独立に、(C1-C4)アルキルまたは、それぞれG1もしくはG2のピペラジンもしくはピペリジン環の環炭素の一つから、利用可能な結合部位を有するそれぞれG1もしくはG2のピペラジンもしくはピペリジン環の同じ若しくは別の環炭素または環窒素への、または利用可能な結合部位を有するR6の環炭素への(C1-C4)メチレン橋であり; R8は、水素および(C1-C3)アルキルから選ばれ; R9は、水素および(C1-C6)アルキルから選ばれ; または、R6およびR9は、それらが結合している窒素原子と共に5から7員環を形成し; そしてpは、1、2、または3である}; R2は、水素、(C1-C4)アルキル、フェニルまたはナフチルであり{ここで、当該フェニルまたはナフチルは、クロロ、フルオロ、ブロモ、ヨード、(C1-C6)アルキル、(C1-C6)アルコキシ、トリフルオロメチル、シアノおよび、gが0、1もしくは2であるSOg(C1-C6)アルキルから独立に選ばれる1個以上の置換基、好ましくは0から3個の置換基で任意に置換することができる}; R3は、(CH2)mBであり{ここで、mは、0、1、2または3であり、Bは、水素、フェニル、ナフチルまたは、環(例えば、フリル、チエニル、ピリジル、ピリミジル、チアゾリル、ピラゾリル、イソチアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、ピロリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イミダゾリル等)内に1個から4個のヘテロ原子を有する5もしくは6員のヘテロアリール基であり、ここで、前述のアリールおよびヘテロアリール基のそれぞれは、クロロ、フルオロ、ブロモ、ヨード、(C1-C6)アルキル、(C1-C6)アルコキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ヒドロキシ、COOHおよび、gが0、1もしくは2であるSOg(C1-C6)アルキルから独立に選ばれる1個以上の置換基、好ましくは0から3個の置換基で任意に置換することができる}; Zは、CR4R5であり{ここで、R4およびR5は、水素、(C1-C6)アルキルおよびトリフルオロメチルから独立に選ばる};またはZは、上記Bの定義において論及されたアリールもしくはヘテロアリール基の一つであってもよく、ここで、Zの隣接する2個の環構成員は、環Aの構成員でもあり; Xは、水素、クロロ、フルオロ、ブロモ、ヨード、シアノ、(C1-C6)アルキル、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、(C1-C6)アルコキシ、gが0、1もしくは2であるSOg(C1-C6)アルキル、CO2R10またはCONR11R12であり; R10、R11およびR12のそれぞれは、R2の定義において示した基から独立に選ばれ;またはR11およびR12は、それらが結合している窒素と共に、窒素、硫黄および酸素から選ばれる0から4個のヘテロ原子を有することのできる5から7員環を形成し; nは、1、2、3または4であり;そして 破線は、任意の二重結合を示すが;但し、Zが、ヘテロアリール基である場合、nは、1でなければならない]。
IPC (14件):
C07D205/08 ,  A61K 31/395 ABU ,  A61K 31/40 AAB ,  A61K 31/40 ACN ,  A61K 31/47 ABN ,  A61K 31/495 AEN ,  A61K 31/55 ACJ ,  C07D207/26 ,  C07D209/34 ,  C07D211/76 ,  C07D211/86 ,  C07D215/22 ,  C07D217/24 ,  C07D223/10
FI (14件):
C07D205/08 F ,  A61K 31/395 ABU ,  A61K 31/40 AAB ,  A61K 31/40 ACN ,  A61K 31/47 ABN ,  A61K 31/495 AEN ,  A61K 31/55 ACJ ,  C07D207/26 ,  C07D209/34 ,  C07D211/76 ,  C07D211/86 ,  C07D215/22 ,  C07D217/24 ,  C07D223/10

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