特許
J-GLOBAL ID:200903058671114080

電波濃度計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-285711
公開番号(公開出願番号):特開平11-118733
出願日: 1997年10月17日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】アプリケータを限りなく被測定対象に近づけることができ、また高温、高圧、耐腐食性や耐溶剤性に優れた構造を達成でき、さらに温度補償或いは導電率によって変化する要素の影響を補償でき、またアプリケータの内面のメンテナンスをフリー化するかアプリケータを取外す必要がない電波濃度計を得る。【解決手段】測定管1の内周面に、少なくとも被測定流体15が付着しにくい材料からなるライニング2を配設し、該ライニング2に誘電体52を密接配置あるいは近接配置され、かつ電波によって発生する電場を遮断しないようにケース51を測定管1に固定した電波濃度計。
請求項(抜粋):
内部に被測定流体が流れ、かつ電波によって発生する電場が電気的に遮断されない材料からなる測定管に密接するか、あるいは該測定管壁に近接するように、ケースと誘電体とアンテナからなるアプリケータが配設され、前記ケースは電波によって発生する電場に起因して前記誘電体を包囲する導電部材に流れる電流を遮断しない構造、材料等からなるものであり、前記アンテナは前記ケース内に収納され前記被測定流体に電波を送信すると共に、該被測定流体からの該電波を受信するためのものであり、前記誘電体は前記ケース内に収納され導波路を構成するものであり、前記電波の送信と、前記電波の受信の位相差等に基づき、該被測定流体の密度、濃度、含水率、含油率等の広義の濃度を測定する電波濃度計において、前記測定管の内周面に、前記被測定流体を安全に測定するための耐環境性の材料からなる電気絶縁性ライニングを配置し、該ライニングに前記誘電体を密接配置あるいは近接配置され、かつ電波によって発生する電場を電気的に遮断しないように前記ケースを前記測定管に固定したことを特徴とする電波濃度計。

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