特許
J-GLOBAL ID:200903058671832314

マルチチャンネルヘッドアセンブリと書き込み装置と磁気記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-146032
公開番号(公開出願番号):特開平5-182131
出願日: 1992年06月05日
公開日(公表日): 1993年07月23日
要約:
【要約】【目的】 磁気記録媒体の下層にサーボ情報を形成する必要性を除去した、マルチチャンネルヘッドアセンブリと、このヘッドアセンブリに適用される磁気記録媒体とを提供する。【構成】 このヘッドアセンブリ10は、支持ベース12を有しており、この支持ベース12は、サーボ書き込み変換器14と、サーボ消去変換器16と、読み取り変換器24,26,30,34,38,42と、書き込み変換器22,32,40とを備えている。このサーボ消去変換器16は、交互に位置せしめられた複数の消去部18と非消去部とを備えており、磁気記録媒体44が矢印方向に搬送されるとき、磁気記録媒体44のサーボセクション46は、サーボ書き込み変換器14によって均一なシグナルパターンが記録されると共に、サーボ消去変換器16によってこのシグナルパターンは周期的に消去される。
請求項(抜粋):
磁気記録媒体のサーボセクション内にサーボ専用情報を有する複数のサーボトラックを書き込む一方、該サーボトラックから読み戻されたサーボ専用情報の制御を受けて、隣接する複数のデータセクションにおける各データセクション内の複数のデータトラックに対してデータの書き込みと読み取りとを行うためのマルチチャンネルヘッドアセンブリにして、支持ベースと、該支持ベースに取り付けられ、磁気記録媒体の所定位置に位置せしめられるサーボセクションに実質的に均一に延在するサーボシグナルを書き込むために所定の第1幅を有する書き込みフェースを備えたサーボ書き込み変換器であって、サーボセクションの幅は、実質的に上記第1幅に等しいサーボ書き込み変換器と、支持ベースに取り付けられ、サーボ書き込み変換器から縦方向に隔てられ、実質的に上記第1幅に等しい全幅を有するサーボ消去変換器であって、交互に配置された複数の消去部と非消去部とを有する消去フェースを備え、消去部の少なくとも一つによって上記書き込まれたサーボシグナルの一部が消去されるようにするべく各消去部は所定の第2幅を有し、これによって、サーボセクションに沿って延在する少なくとも一つのサーボトラックを限定する上記書き込みサーボシグナルが消去された部分と消去されなかった部分との間において識別できる変換点が生じせしめられるようにしたサーボ消去変換器と、支持ベースに取り付けられ、読み取り変換器と書き込み変換器とからなる読み取り/書き込み変換器セットが複数組み合わされたものとを有し、各読み取り/書き込み変換器セットは、上記第1幅の整数倍に等しい間隔を有して隣接する変換器セットから横方向に隔てられ、各変換器セットの各変換器は、上記磁気記録媒体に対して複数のデータトラックの読み書きを行うべく上記第2幅に等しい横方向のギャップ幅を備えた読み書きフェースを有し、上記データセクションは、上記第1幅に等しい幅を有しかつ互いに接し、各データトラックは、実質的に、上記第2幅に等しい幅を有しかつ複数のデータセクション沿いに延在し、上記変換点を生じせしめるべくサーボシグナルが書き込まれかつ部分的に消去された後、ヘッドアセンブリは、上記読み取り/書き込み変換器セットの一つがサーボセクション内における所定のサーボトラックにアクセスせしめられる一方他の読み取り/書き込み変換器セットがデータセクション内における所定のデータトラックにアクセスせしめられるように、上記第1幅の整数倍に等しい距離だけ上記磁気記録媒体に対して横方向に移動せしめられ、ヘッドアセンブリは、上記変換点に対する所定のレスポンスを維持するべくサーボトラックから再生された上記変換点に応答して、順次、動的に再置されることによって、上記各他の読み取り/書き込み変換器セットの中心が、対応するデータセクション内における各データトラックの中心沿いに位置せしめられるようにしたことを特徴とするマルチチャンネルヘッドアセンブリ。
IPC (3件):
G11B 5/265 ,  G11B 5/29 ,  G11B 21/10

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