特許
J-GLOBAL ID:200903058671913527

可変容量型ベーンポンプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 覚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-273138
公開番号(公開出願番号):特開平5-087062
出願日: 1991年09月25日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】 ポンプ吐出流量の増減切換えを行う切換弁1の切換速度の低下等による不具合を防止する。【構成】 一つの方法として、切換弁1内に設けられたスプール11の駆動を、左右に設けられた切換弁室14、16に導入される圧油の圧力差のみによって行う構成とする。この圧油の切換え動作を行うための電磁切換弁9を設ける。また、車速センサ93、圧力センサ92を設け、これらセンサ類からの信号V、Pに基づいて制御作動を行う制御手段91を設ける。この制御手段91からの信号に基づいて電磁切換弁9を作動させるようにする。【効果】 電磁切換弁9を作動させることによって切換弁1の切換え動作を行わせるようにしたので、切換速度を早くすることができ、切換速度の低下等により生じる不具合を防止できる。
請求項(抜粋):
ハウジング内に収納されて回転駆動されるロータ、当該ロータのスリット内にて摺動運動をするベーン、当該ベーンの外側にあって上記ロータ、ベーン等と共にポンプ室を形成するカムリング、上記ロータ、ベーン、カムリング等によって形成される複数個のポンプ室、当該各ポンプ室に対応して上記ハウジング内に設けられた複数組の吸入ポート及び吐出ポート等からなるベーンポンプと、上記各吐出ポートに連なる圧力室より送出される吐出油(作動油)の吐出流量が所定値以上になった場合、その余剰の吐出油を上記吸入ポートに連なるバイパス路にバイパス還流させる流量制御弁とからなる油圧ポンプ装置であって、上記吸入ポート側に設けられた吸入室に連なる吸入側通路、上記圧力室に連なる吐出側通路、上記吸入ポートのうちの特定のポートに連なる連通路を有し、更に、これら通路への連通状態を切換える切換弁を備えてなる可変容量型ベーンポンプ装置において、上記切換弁の切換速度を制御する切換速度調整機構を設け、かつ、パワーアシスト部の負荷圧を検出するための圧力センサを設け、この圧力センサからの信号に基づき、上記切換速度調整機構を作動させて上記切換弁の切換速度を制御する制御手段を設けてなることを特徴とする可変容量型ベーンポンプ装置。
IPC (5件):
F04C 15/04 311 ,  B62D 6/00 ,  F04C 2/344 331 ,  B62D101:00 ,  B62D123:00

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