特許
J-GLOBAL ID:200903058672035574

表面性状および磁気特性の優れた方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-322727
公開番号(公開出願番号):特開平10-158744
出願日: 1996年12月03日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 方向性電磁鋼板の製造において、グラス被膜を有するもの、有しないもののいずれに対しても、その表面性状を良好にし、さらに磁気特性を向上させる。【解決手段】 脱炭焼鈍後にF,Cl,Brの1種または2種以上を規定量含有する焼鈍分離剤を塗布乾燥し、塗布と仕上げ焼鈍の間および仕上げ焼鈍と絶縁被膜塗布の間の保持日数を一定以下とする。もしくは保持期間をN2 雰囲気中で保持する。さらに焼鈍分離剤の水和水分を1.0〜4.0%に規制する。
請求項(抜粋):
方向性電磁鋼板の冷延板を脱炭焼鈍し、焼鈍分離剤を塗布し、最終仕上げ焼鈍し、絶縁被膜剤塗布焼付とヒートフラットニング処理を行うことからなる方向性電磁鋼板の製造方法において、焼鈍分離剤塗布工程でF,Cl,Brから選ばれるハロゲン化合物の1種又は2種以上を、F,Cl,Brのトータル量で0.03〜0.30%含有する焼鈍分離剤を塗布乾燥し、焼鈍分離剤塗布完了から最終仕上げ焼鈍を行うまでの間を5日以内とし、最終仕上げ焼鈍から絶縁被膜剤塗布焼付までの間を9日以内に行うことを特徴とする、表面性状および磁気特性の優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/46 501 ,  C21D 8/12 ,  C22C 38/00 303 ,  H01F 1/16
FI (4件):
C21D 9/46 501 B ,  C21D 8/12 B ,  C22C 38/00 303 U ,  H01F 1/16 B

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