特許
J-GLOBAL ID:200903058694295537

光増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-217092
公開番号(公開出願番号):特開平10-065246
出願日: 1996年08月19日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 入力信号の総パワーが変化しても利得をほぼ一定にする。【解決手段】 送信器10は、多重化光信号を出力する。多重化光信号は、光ファイバ伝送路20により伝送される。光タップカプラ31は、伝送されてきた多重化信号を分波する。受光モニタ素子32は、光電気信号に変換する。制御回路33は、入力端子I33a,I33bから入力される電圧の差に比例する電圧を出力する。光源素子34は、制御回路33からの制御電圧により光を発光する。WDMカプラ35は、入力端子I35a,I35bの光を合波する。光増幅ファイバ36は、励起光源素子38からの励起光により入力信号光を増幅する。光フィルタ37は、入力信号光と励起光以外の波長成分を除去する。WDMカプラ39は、光フィルタ37から出力された増幅光を出力する。光ファイバ伝送路40で増幅光が伝送され、光受信器50で受信される。
請求項(抜粋):
励起により原子もしくは分子エネルギー準位が基底準位から上位レーザ準位に遷移し、前記基底準位と前記上準位帯間のエネルギーギャップに対応する波長をもつ信号光を増幅する光増幅器において、1つもしくは複数の波長の異なる前記基底準位帯から前記上準位帯間のエネルギーギャップを有する入力信号光を入力して、第1と第2の光信号に分波する光タップカプラと、前記第2の光信号のパワーに応じた電気信号に変換する受光モニタ素子と、前記入力信号光のいずれの信号光の波長とも異なる前記基底準位から前記上準位間のエネルギーギャップに対応する波長を有する注入光を制御信号に基づいて発光する光源素子と、前記受光モニタ素子で変換された前記電気信号と、前記光タップカプラに入力される前記入力信号光の総パワーが所定の値の時の前記受光モニタ素子の出力信号に相当する電気信号とを比較し、前記総パワーが前記所定の値の時の前記光タップカプラの前記第1の光信号のパワーに相当するパワーと前記入力信号光の前記第1の光信号のパワーとの差分の光パワーを前記光源素子が出力するように前記制御信号を生成する制御手段と、前記光タップカプラからの前記第1の光信号と前記光源素子からの光信号とを合波するWDMカプラと、前記WDMカプラで合波された信号光を入力して増幅する光増幅ファイバと、前記励起光を前記光増幅ファイバに注入する励起光源素子とを、備えたことを特徴とする光増幅器。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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