特許
J-GLOBAL ID:200903058694743033

原動機制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-110143
公開番号(公開出願番号):特開平8-284711
出願日: 1995年04月11日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 原動機の始動時に駆動パルス信号のパルス数算定(演算処理)を正確に行い、その後の回転数制御を安定させて実行できるようにする。【構成】 エンジンの始動時にステップ2でガバナ角センサ9から出力される検出信号の検出値Vを読込み、ステップ3で検出値Vがアイドル位置の電圧値Viより大きいか否かを判定し、「YES」と判定したときにはステップ11に移ってガバナレバー3を減速方向に駆動すべくステッピングモータ7に駆動パルス信号を出力する。そして、ステップ13で検出値Vが電圧値Vi に一致した時点から一定時間T0 が経過し、この間に一定のパルス数をもった駆動パルス信号をステッピングモータ7に出力したときを仮想アイドル位置とし、このときの検出値Vと駆動パルス信号のパルス数とからアイドル位置でのパルス数を算定する。
請求項(抜粋):
原動機と、該原動機に付設され、ガバナレバーの回動角に応じて該原動機の回転数を増減させるガバナと、該ガバナのガバナレバーを回動させるステッピングモータと、前記ガバナレバーの回動角を検出し検出信号を出力する回動角検出手段と、前記原動機の目標回転数を指令する回転数指令手段と、該回転数指令手段からの指令信号と前記回動角検出手段からの検出信号とに基づいて、前記ステッピングモータに駆動パルス信号を出力し該ステッピングモータを駆動制御するコントローラとからなる原動機制御装置において、前記コントローラには、原動機の始動時に前記回動角検出手段から出力される検出信号が予め決めた判定値よりも大きいか否かを判定する始動時判定手段と、該始動時判定手段で前記検出信号が判定値よりも大きいと判定したときに、前記ガバナレバーの回動角を減少させるように前記ステッピングモータに駆動パルス信号を出力し、前記原動機の基準回転数位置となる前記駆動パルス信号のパルス数を演算する第1の基準位置演算手段と、前記始動時判定手段で検出信号が判定値よりも小さいと判定したときに、前記ガバナレバーの回動角を増加させるように前記ステッピングモータに駆動パルス信号を出力し、前記原動機の基準回転数位置となる前記駆動パルス信号のパルス数を算定する第2の基準位置算定手段とを設けたことを特徴とする原動機制御装置。
IPC (4件):
F02D 41/06 380 ,  F02D 29/00 ,  F02D 45/00 314 ,  F02N 11/08
FI (4件):
F02D 41/06 380 Z ,  F02D 29/00 B ,  F02D 45/00 314 B ,  F02N 11/08 G
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-225749

前のページに戻る