特許
J-GLOBAL ID:200903058712143871

車両の衝突判定方法及び衝突判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-045104
公開番号(公開出願番号):特開平9-240420
出願日: 1996年03月01日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 衝撃力と速度変化量に加え加速度グラジェント量を閾値判別し、車両の衝突判定が高速かつ高精度に実行できるようにする。【解決手段】 車両に加わる加速度を検出し、該加速度から抽出される車両の衝突時に顕著に現れる特定の帯域成分の絶対値をとって衝撃力を算出し、かつまた前記加速度を現在値まで比較的長い区間に亙って積分して長区間速度変化量を算出し、かつまた前記加速度を現在値まで比較的短い区間に亙って積分して短区間速度変化量ΔVa(k)を算出する。特に、短区間速度変化量を時間微分して加速度グラジェント量ΔGr(k)を算出するとともに、加速度グラジェント量から速度変化量を減算して衝突予測値ΔVa(k)-ΔGr(k)を算出し、加速度グラジェント量ΔGr(k)が所定のしきい値Grdを越えるとともに前記衝突予測値ΔVa(k)-ΔGr(k)が所定のしきい値GVを越えることを衝突判定要件の一つとし、衝突速度に大差のない低速正面衝突の識別や高速オーバラップ衝突等を高速かつ高精度に判別する。
請求項(抜粋):
車両に加わる加速度を検出し、該加速度から抽出される車両の衝突時に顕著に現れる特定の帯域成分の絶対値をとって衝撃力を算出し、かつまた前記加速度を現在値まで比較的長い区間に亙って積分して長区間速度変化量を算出し、かつまた前記加速度を現在値まで比較的短い区間に亙って積分して短区間速度変化量を算出し、該短区間速度変化量を時間微分して加速度グラジェント量を算出するとともに、該加速度グラジェント量から前記速度変化量を減算して衝突予測値を算出し、前記衝撃力が所定のしきい値を越えるか、又は前記長区間速度変化量が所定のしきい値を越えるか、又は前記加速度グラジェント量が所定のしきい値を越えるとともに前記衝突予測値が所定のしきい値を越えるかしたときに、衝突判定を下すことを特徴とする車両の衝突判定方法。
IPC (2件):
B60R 21/32 ,  G01P 15/00
FI (2件):
B60R 21/32 ,  G01P 15/00 D

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