特許
J-GLOBAL ID:200903058725429278

熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-098627
公開番号(公開出願番号):特開平7-305983
出願日: 1994年05月12日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 溶接やカシメ等の特別な加工を必要とせずにパイプをヘッダーに確実に仮止めすることのできる熱交換器を提供する。【構成】 パイプ4は拡大部4aをヘッダータンク3内に位置させた状態でヘッダータンク3の上板3a及び下板3bの切り欠き3fに挿入されるとともに、パイプ4の切り欠き4bには互いに隣合う二本の伝熱管1が受容される。これにより、パイプ4の挿入部分が上板3a及び下板3bで挟持されてパイプ4の軸方向の移動が規制されることから、溶接やカシメ等の特別な加工を必要とせずにパイプ4がヘッダータンク3に確実に仮止めされる。この場合、パイプ4の拡大部4aも上板3a及び下板3bの内面で挟持される。また、パイプ4の切り欠き4bが伝熱管1に当接することによってパイプ4の挿入方向の位置決めが行われるとともに、パイプ4の抜け方向の移動は拡大部4aによって規制される。
請求項(抜粋):
熱媒体を流通する複数の伝熱管と、各伝熱管の両端がそれぞれ挿入接続された一対のヘッダーと、少なくとも一方のヘッダーの側面に挿入接続された熱媒体流入用または流出用のパイプとを備えた熱交換器において、前記ヘッダーを断面径方向に分割された少なくとも二つの部材によって形成するとともに、ヘッダーを形成する各部材にはそれぞれ前記パイプを挿通及び挟持する切り欠きを設けたことを特徴とする熱交換器。

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