特許
J-GLOBAL ID:200903058726120181
結晶の定量方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
久保山 隆
, 中山 亨
, 榎本 雅之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-196481
公開番号(公開出願番号):特開2005-127999
出願日: 2004年07月02日
公開日(公表日): 2005年05月19日
要約:
【課題】結晶を粉砕・混合した標準混合粉末を調製して検量線を作成し、精度の高い定量方法を提供する。【解決手段】(a)結晶形または結晶化度の異なる二種以上の結晶を、それぞれ気流式粉砕機で粉砕結晶を得るステップと、(b)前記粉砕結晶を所定量ずつ秤量し、外面が弾性体の混合媒体を備えた中空容器に入れ、該中空容器を振動もしくは回転させて、結晶の含有割合または結晶化度の異なる複数の標準混合粉末を得るステップと、(c)該標準混合粉末を粉末X線回折測定し、該標準混合粉末中の各結晶の重量または該標準混合粉末の結晶化度との相関の検量線を作成するステップと、(d)定量すべき結晶混合物を粉砕処理するステップと、(e)前記粉砕処理された結晶混合物を粉末X線回折測定し、前記ステップ(c)で作成した検量線から、結晶混合物中の各結晶の含有量または該結晶混合物の結晶化度を算出するステップを含むことを特徴とする結晶の定量方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(a)結晶形または結晶化度の異なる二種以上の結晶を、それぞれ独立に気流式粉砕機を用いて粉砕処理し、それぞれの粉砕結晶を得るステップと、
(b)前記粉砕結晶を、それぞれ所定量ずつ秤量し、少なくともその外面が弾性体で形成されてなる混合媒体を備えてなる中空容器に入れ、該中空容器を振動もしくは回転せしめることにより、前記粉砕結晶の混合処理を行い、結晶形の含有割合または結晶化度の異なる複数の標準混合粉末を得るステップと、
(c)該標準混合粉末を粉末X線回折測定し、得られた粉末X線回折プロファイル中の各結晶の固有ピークの大きさと、該標準混合粉末中の各結晶形の重量または該標準混合粉末の結晶化度との相関の検量線を作成するステップと、
(d)定量すべき結晶混合物を粉砕処理するステップと、
(e)前記粉砕処理された結晶混合物を粉末X線回折測定し、得られた粉末X線回折プロファイル中の各結晶の固有ピークの大きさと、前記ステップ(c)で作成した検量線とから、定量すべき結晶混合物中の各結晶形の含有量または該結晶混合物の結晶化度を算出するステップを含むことを特徴とする結晶の定量方法。
IPC (3件):
G01N23/20
, G01N1/28
, G01N1/36
FI (3件):
G01N23/20
, G01N1/28 T
, G01N1/28 Y
Fターム (23件):
2G001AA01
, 2G001BA18
, 2G001CA01
, 2G001FA01
, 2G001FA02
, 2G001GA03
, 2G001GA07
, 2G001GA13
, 2G001JA05
, 2G001KA08
, 2G001LA01
, 2G001MA04
, 2G001RA01
, 2G001RA10
, 2G001RA20
, 2G052AD35
, 2G052AD55
, 2G052FB02
, 2G052FB08
, 2G052FD08
, 2G052GA19
, 2G052HB07
, 2G052JA09
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