特許
J-GLOBAL ID:200903058727749660
積層型圧電素子の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-026424
公開番号(公開出願番号):特開平10-223936
出願日: 1997年02月10日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 圧電基板表面の全域に内部電極が構成された積層型圧電素子について、外部電極の形成が容易な積層型圧電素子の製造方法を提供することである。【解決手段】 圧電基板21と内部電極22a,22bとが交互に積層されてなる積層体20の側面20a,20bに、接着剤成分を含むペースト状の絶縁剤23を略均等厚みで塗布する。次に、塗布された絶縁剤23に、板状の本体部26a,27aの片面26t,27tに突起26b,27bを有する一対の外部電極26,27を圧接し、突起26b,27bを絶縁剤23に食い込ませて、積層体20の側面20a,20bに露出した対応する一層おきの内部電極22a,22bに突起26b,27bをそれぞれ接触させ、その状態で、各外部電極26,27を積層体20の側面20a,20bに接着固定する。
請求項(抜粋):
複数の圧電基板と該圧電基板表面全域に構成された内部電極とが交互に積層されてなる積層体の一方の第1の側面に、一層おきの上記内部電極に接続された第1の外部電極を有し、上記積層体の他方の第2の側面に、一層おきの他の上記内部電極に接続された第2の外部電極を有する積層型圧電体を製造する方法であって、上記第1の外部電極は、板状の本体部の片面に、上記積層体の一層おきの上記内部電極に対応したピッチで複数の突起が突設されてなる形状を有し、上記第2の外部電極は、板状の本体部の片面に、上記積層体の一層おきの他の上記内部電極に対応したピッチで複数の突起が突設されてなる形状を有し、上記積層体の上記第1および第2の各側面にペースト状の絶縁剤を略均等厚みで塗布する第1のステップと、塗布された上記絶縁剤に、上記第1および第2の各外部電極の上記突起を有する側の面を圧接し、上記各外部電極の上記突起を、上記絶縁剤に食い込ませて上記積層体の側面に露出した対応する一層おきの上記内部電極に接触させ、その状態で、上記各外部電極を上記積層体の側面に固着させる第2のステップとを備えたことを特徴とする、積層型圧電素子の製造方法。
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