特許
J-GLOBAL ID:200903058728937894

手話認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯村 雅俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-011103
公開番号(公開出願番号):特開平10-208023
出願日: 1997年01月24日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】全ての動作の基本単位を正しく評価し、精度良く手話を認識する。すなわち、静的な動作の基本単位の認識範囲の問題、あるいは静的な動作の基本単位のみによって構成される逐次的な動作の単位についても、それぞれの動作の基本単位の検出時間に影響を受ける問題を解消して、動作の基本単位の適切な評価値を求めることができ、手話の認識精度を向上する。【解決手段】動的な動作の基本単位を検出し、それらから構成される逐次的な動作の単位を認識した後、認識された逐次的な動作の単位の時間範囲内において静的な動作の基本単位の評価結果を統合する。静的な動作の基本単位のみによって構成される逐次的な動作の単位は、各時刻における動作全体の評価値を求め、評価値が極大になる時刻を求めることにより認識を行う。
請求項(抜粋):
手の形状や動きを電気信号に変換して、時系列手話データとして入力する手話入力手段と、該手話入力手段から入力された動作の基本単位のうち動的な動作の基本単位を認識する動的動作要素認識手段と、該手話入力手段から入力された動作の基本単位のうち静的な動作の基本単位を認識する静的動作要素認識手段と、上記動的動作要素認識手段から取り込まれた一つ以上の動的な動作の基本単位によって構成される逐次的な動作のまとまりを認識する動的逐次要素認識手段と、上記静的動作要素認識手段から取り込まれた一つ以上の静的な動作の基本単位によって構成される逐次的な動作のまとまりを認識する静的逐次要素認識手段と、上記動的逐次要素認識手段から取り込まれ、動的な動作の基本単位によって構成される逐次的な動作のまとまりと、上記静的動作要素認識手段から取り込まれ、静的な動作の基本単位とを統合する静的動作要素統合手段と、上記静的動作要素統合手段および静的逐次要素認識手段から取り込まれた逐次要素の認識結果に対して、手話としての動作を認識する手話形態素認識手段と、動作の基本単位の組み合わせによって表現した手話テンプレートを記憶し、上記各手段に参照される手話形態素辞書手段と、上記手話形態素認識手段により認識した手話を、音声あるいは文字の形で出力する手段とを有することを特徴とする手話認識装置。
IPC (4件):
G06T 1/00 ,  G06F 3/033 310 ,  G06T 7/00 ,  G09B 21/00
FI (4件):
G06F 15/62 380 ,  G06F 3/033 310 Y ,  G09B 21/00 F ,  G06F 15/70 455 Z

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