特許
J-GLOBAL ID:200903058730186383

車両の運動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-189396
公開番号(公開出願番号):特開平6-032242
出願日: 1992年07月16日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 4WSと制動力制御で車両運動を制御し、かつ横G及び/又は前後Gに応じ夫々のシステムを効果的で効率よく最適な制御分担で使い分ける。【構成】 装置は、例えば後輪補助操舵制御、左右制動力差制御共、ヨーレイトF/Bで行う(S110 〜130)。横G(Yg ) がパラメータなら、検出横Gに応じて両制御の制御分担率αを決定する(S115)。分担率特性は、両制御の効果的な領域において夫々の分担率が増加するように設定する。低横G領域では該領域で効果の大きい操舵角制御がメインで実行され、横Gの大きな非線形領域になるにつれ車両挙動制御は、該領域でも効果のある左右制動差制御がメインとなる。総合的な車両挙動制御の効果を向上させることができる。
請求項(抜粋):
前輪及び/又は後輪を補助操舵制御可能であると共に、各輪の制動力を制御可能な車両において、補助操舵制御における制御対象車輪の補助操舵角が目標値となるように制御する補助操舵制御手段と、制動力制御における制御対象車輪の制動力が目標値となるように制御する制動力制御手段と、車両の走行状態についてステアリングホイールの操舵状態を含んで検出する走行状態検出手段と、車両に発生するヨーレイトを検出するヨーレイト検出手段と、前記走行状態検出手段の出力に基づき目標ヨーレイトを設定する目標ヨーレイト設定手段と、目標ヨーレイトと発生ヨーレイトとの偏差を演算する偏差演算手段と、車両に発生する横加速度及び/又は前後加速度を検出する横加速度及び/又は前後加速度検出手段と、該検出手段による検出横加速度及び前後加速度の少なくとも一方に応じて前記補助操舵制御と制動力制御との制御分担率を設定する制御分担率設定手段と、前記ヨーレイト偏差と制御分担率とに基づき、前記補助操舵制御における目標補助操舵角と、前記制動力制御の左右配分及び/又は前後配分制御における該当制御対象車輪の目標制動力とを算出する演算手段とを備えることを特徴とする車両の運動制御装置。
IPC (10件):
B62D 6/00 ,  B60T 8/58 ,  B62D 7/14 ,  B62D101:00 ,  B62D103:00 ,  B62D105:00 ,  B62D109:00 ,  B62D111:00 ,  B62D113:00 ,  B62D137:00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-239673

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