特許

J-GLOBAL ID：200903058734730444

硬貨直径判別装置

発明者： 岩元 天寿 ,  塩入 健 ,  高橋 良文 ,  児玉 典之
出願人/特許権者： アンリツ株式会社
代理人 (1件)： 早川 誠志
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-089602
公開番号（公開出願番号）：特開平5-258145
出願日： 1992年03月13日
公開日（公表日）： 1993年10月08日
要約：

【要約】【目的】 送信コイルと受信コイルを用いて硬貨の移動速度の影響なく、且つ硬貨の導電率や厚さの影響なく、高精度に硬貨の直径を判別すること。【構成】 送信コイル12による交番磁界で硬貨に渦電流を発生させ、この渦電流による磁界によって、硬貨の移動に伴って、2つの受信コイル13、14で検出された誘起電圧から得られた時間情報から硬貨の移動速度及び通過時間を算出する。該移動速度及び通過時間に基づいて硬貨の直径を演算する。この誘起電圧レベルは硬貨の直径だけでなく厚さ及び導電率によっても変化するが、この誘起電圧から得られた時間情報は直径にのみ依存するから、硬貨の厚さ、導電率に無関係に正確に直径を判別できる。

請求項（抜粋）：

硬貨軌道の近傍に配置され、硬貨軌道を移動する硬貨に交番磁界を印加する送信コイルと、前記硬貨軌道に沿って硬貨の移動方向の前後の位置に配置され、前記送信コイルの磁界を受けて発生する硬貨内の渦電流が作り出す磁界によって、硬貨の移動に伴なう該磁界の変化を検出する第1及び第2の受信コイルと、前記第1及び第2の受信コイルで検出された誘起電圧から得られた時間情報から硬貨の移動速度及び通過時間を算出し、該移動速度及び通過時間に基づいて硬貨の直径を演算する演算手段とを備えた硬貨直径判別装置。

IPC (3件)：

G07D 5/08 104 ,  G01N 27/72 ,  G07D 5/02 101

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭61-275611
  
• 特開昭52-000496