特許
J-GLOBAL ID:200903058744096751

燃料電池発電方法及び燃料電池発電システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邉 勇 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-199453
公開番号(公開出願番号):特開2001-023677
出願日: 1999年07月13日
公開日(公表日): 2001年01月26日
要約:
【要約】【課題】 有機物をメタン発酵して発生した消化ガスから燃料電池、とりわけ固体高分子型燃料電池に適した含水素ガスを製造して燃料電池に供給し、高効率で発電する方法及び発電システムを提供する。【解決手段】 有機物aをメタン発酵させるメタン発酵工程Aと、メタン発酵工程Aにて生成した消化ガスを改質して含水素ガスを製造するガス処理工程Bと、燃料電池発電工程Cとからなり、ガス処理工程Bは、メタン発酵工程Aで得られた消化ガス中の硫化水素及び塩化水素等の酸化ガスを吸着及び/又は吸収除去するガス前処理工程1と、前処理後ガス中のメタンを水蒸気との触媒反応により水素と一酸化炭素に改質する改質工程2と、改質後ガス中の一酸化炭素を水蒸気との触媒反応により水素ガスと二酸化炭素に変成する変成工程3と、変成後ガス中の残留一酸化炭素を含酸素ガスとの触媒反応により選択的に酸化する選択酸化工程4と、選択酸化後ガス中の二酸化炭素を水又はアルカリ性溶液と接触させて吸収分離する二酸化炭素水吸収工程5を含んでいる。
請求項(抜粋):
有機物をメタン発酵させるメタン発酵工程と、該メタン発酵工程にて生成した消化ガスを改質して含水素ガスを製造するガス処理工程と、燃料電池発電工程とからなる有機物のメタン発酵による燃料電池発電方法であって、前記ガス処理工程は、メタン発酵工程で得られた消化ガス中の硫化水素及び塩化水素等の酸性ガスを吸着及び/又は吸収除去するガス前処理工程と、前処理後ガス中のメタンを水蒸気との触媒反応により水素と一酸化炭素に改質する改質工程と、改質後ガス中の一酸化炭素を水蒸気との触媒反応により水素ガスと二酸化炭素に変成する変成工程と、変成後ガス中の残留一酸化炭素を含酸素ガスとの触媒反応により選択的に酸化する選択酸化工程と、選択酸化後ガス中の二酸化炭素を水又はアルカリ性溶液と接触させて吸収分離する二酸化炭素水吸収工程と、二酸化炭素水吸収工程で残留した二酸化炭素をアミン吸収液と接触させて吸収分離する二酸化炭素アミン吸収工程とを含み、前記燃料電池発電工程は、前記二酸化炭素アミン吸収工程で得られた含水素ガスを燃料ガスとし、含酸素ガスを酸化剤ガスとしてそれぞれ燃料電池スタックのアノードとカソードに供給して発電することを特徴とする有機物のメタン発酵による燃料電池発電方法。
IPC (2件):
H01M 8/06 ,  H01M 8/04
FI (3件):
H01M 8/06 R ,  H01M 8/06 B ,  H01M 8/04 J
Fターム (8件):
5H027AA04 ,  5H027AA06 ,  5H027BA01 ,  5H027BA09 ,  5H027BA10 ,  5H027BA16 ,  5H027BA17 ,  5H027BA19

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