特許
J-GLOBAL ID:200903058745583753

メタルシール継手用円筒状部材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-144748
公開番号(公開出願番号):特開平9-329276
出願日: 1996年06月07日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 必要硬さを安定的に有し且つ材料歩留りが高いメタルシール継手用円筒状部材およびその製造方法を提供する。【解決手段】 円筒状部材34は、大径部36が、据込み鍛造加工によって第1小径部38および第2小径部40よりも大径にさせられる。そのため、据込み鍛造加工によって形成される大径部36は、その鍛造加工に伴う変形によって加工硬化させられることから、その表層部における硬さがシール性を確保するために十分な程度に高いHv 300 程度以上に安定させられる。同時に、据込み鍛造加工によって大径部36が素材(すなわち線材54)直径よりも大きくなることから、従来のように棒材54を切削加工して第1小径部38および第2小径部40を形成して相対的に大径部36を形成していた場合に比較して線材54の直径を小さくできて、第1小径部38および第2小径部40における切削除去量が少なくされる。
請求項(抜粋):
一方の端面に周状突起を備えた大径部と、該大径部の該一方の端面とは反対側の他方の端面から軸方向に延びるように形成された該大径部よりも小径の小径部と、軸心方向に貫通する貫通穴とを備えて円筒状を成し、前記一方の端面と他の円筒状部材の端面との間で金属製の環状シール部材を挟圧することにより、該他の円筒状部材に設けられた他の貫通穴と前記貫通穴とを気密に接続するためのメタルシール継手用円筒状部材であって、前記大径部が、据込み鍛造加工によって前記小径部よりも大径にさせられていることを特徴とするメタルシール継手用円筒状部材。
IPC (2件):
F16L 19/02 ,  B21K 1/16
FI (2件):
F16L 19/02 ,  B21K 1/16

前のページに戻る