特許
J-GLOBAL ID:200903058747883746

自動販売機の運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-251760
公開番号(公開出願番号):特開平8-115464
出願日: 1994年10月18日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】販売時の商品温度の適温化と、熱エネルギーの有効利用によって省エネルギー化を図る。【構成】加熱用格納室1 の室内熱交換器11と、冷却用格納室2 の室内熱交換器12を直列接続し、矢印のように熱媒体を流す。加熱用格納室1 の室温が予備温度未満であることに基づき、図示してない制御部によって、各電磁弁62,63,66が閉じられ、室外熱交換器4 には熱媒体は流れない。この冷凍サイクルのもとで、室内熱交換器11は凝縮器、室内熱交換器12は蒸発器として働く。格納室2 は、図示してない制御部によってオン・オフされる電磁弁65を介し、熱媒体の流量がオン・オフされ適温に制御される。加熱用格納室1 は、その流量のオン・オフにしたがって加熱され、流量オフ時にはヒータ31のオン・オフによって予備温度に制御される。さらに、加熱用商品は、販売投出の前に加熱用受具50によって適温まで追加加熱される。
請求項(抜粋):
凝縮器または蒸発器として働く室内熱交換器を装備する商品用格納室の複数個と、凝縮器として働く室外熱交換器とを備え、複数格納室の室内熱交換器および室外熱交換器を選択的に含む蒸気圧縮式冷凍サイクルに基づき、格納室の全てまたは一部を冷却用に他を加熱用に温度制御する自動販売機の運転方法であって、全格納室が冷却用のときには、その蒸発器として働く全室内熱交換器を並列接続したものと、室外熱交換器とを直列接続し、格納室を対応する熱媒体の流量オン・オフによって適温に温度制御し、格納室の一部が冷却用で他が加熱用のときには、販売投出の前段箇所に加熱用格納室で加熱された商品を適温まで追加加熱するための高周波誘導加熱装置を、かつ加熱用格納室に補助のヒータを装備するとともに、加熱用格納室の温度が設定された予備温度未満の場合に第1の運転方式を、予備温度以上の場合に第2の運転方式をとり、その第1運転方式は、冷却用格納室の蒸発器として働く室内熱交換器を並列接続したものと、加熱用格納室の凝縮器として働く室内熱交換器を並列接続したものとを直列接続し、冷却用格納室を対応する熱媒体の流量オン・オフによって適温に温度制御するとともに、その熱媒体の流量オフ時には加熱用格納室の温度をヒータのオン・オフによって予備温度に温度制御する方式であり、その第2運転方式は、冷却用格納室の蒸発器として働く室内熱交換器を並列接続したものと、室外熱交換器とを直列接続し、冷却用格納室を対応する熱媒体の流量オン・オフによって適温に温度制御する方式であることを特徴とする自動販売機の運転方法。
IPC (3件):
G07F 9/10 102 ,  G07F 9/10 101 ,  F25D 11/00 101
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 自動販売機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-279730   出願人:三洋電機株式会社

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