特許
J-GLOBAL ID:200903058748492830
冷凍回路における電子膨張弁の調整方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
飯阪 泰雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-005206
公開番号(公開出願番号):特開2001-194029
出願日: 2000年01月05日
公開日(公表日): 2001年07月17日
要約:
【要約】【課題】 電子膨張弁の適正な最小開度を自動的に調整することができる冷凍回路における電子膨張弁の調整方法を提供すること。【解決手段】 一日一回定刻あるいは電源供給時に、以下に示す手順で電子膨張弁15A〜15Cの最小開度調整を行う。調整対象の電子膨張弁の開度を前回決定した最小開度よりも数パルス分小さい開度にし、コンプレッサ3を運転させたときの蒸発器の入口側配管部分の所定の温度降下を確認する。所定の温度降下が認められればこの開度を最小開度として決定し、以後これを基に庫内の冷却作用を行う。上記温度降下がない場合は電子膨張弁の開度を1パルス分増大させて再度、蒸発器の入口側配管部分の所定の温度降下を確認する。この作用を繰り返し、所定の温度降下がある点を最小開度として決定し、記憶する。
請求項(抜粋):
被冷却系外に配置される圧縮機及び凝縮器と、被冷却系内に配置される少なくとも1つの蒸発器との間を循環する冷媒の流量を電子膨張弁で調整する冷凍回路であって、前記電子膨張弁の開度を制御手段から発せられるパルス信号のパルス数に応じて制御するようにした冷凍回路における電子膨張弁の調整方法において、前記蒸発器の入口側配管部分に設置した温度センサの出力を前記制御手段に供給し、前記出力が前記冷媒の非循環時に対して所定量降下するときのパルス数を前記電子膨張弁の最小開度として決定することを特徴とする冷凍回路における電子膨張弁の調整方法。
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