特許
J-GLOBAL ID:200903058751180725

無電解ニッケルめっき浴からのオルト亜燐酸塩イオンの除去

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-522844
公開番号(公開出願番号):特表2000-503354
出願日: 1997年11月13日
公開日(公表日): 2000年03月21日
要約:
【要約】無電解ニッケルめっき浴において次亜燐酸塩の酸化によって生じるオルト亜燐酸塩イオンは、アルカリ金属又はアルカリ土類金属陽イオン例えばカルシウムによる沈殿によって除去されることができる。浴における硫酸カルシウムの沈殿及び多量の粒状物の発生を回避するために、硫酸ニッケルは、アルキルスルホン酸又は次亜燐酸のニッケル塩によって置き換えることができ、しかしてその陰イオンはアルカリ金属又はアルカリ土類金属陽イオンと可溶性塩を形成する。
請求項(抜粋):
(a)次亜燐酸塩イオン、 (b)ニッケルイオン、 (c)アルカリ金属又はアルカリ土類金属イオン、 (d)下記の式のアルキルスルホン酸から誘導されるイオン、[式中、 a,b及びcはそれぞれ独立して1〜3の整数であり、 yは1〜3の整数であり、 R”は水素又は低級アルキル(これは、非置換であるか又は酸素、Cl、F、Br、I、CF3又は-SO2OHによって置換される)であり、 R及びR’はそれぞれ独立して水素、Cl、F、Br、I、CF3又は低級アルキル(これは、非置換であるか又は酸素、Cl、F、Br、I、CF3又は-SO2OHによって置換される)であり、そして a+b+c+yの合計=4]、及び (e)随意成分としての緩衝剤、安定剤、錯化剤、キレート化剤、促進剤、抑制剤又は光沢剤、を含む無電解ニッケルめっき浴。

前のページに戻る