特許
J-GLOBAL ID:200903058765907075

原子炉格納容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-135321
公開番号(公開出願番号):特開平8-005772
出願日: 1994年06月17日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、コンデンサを備えた自然放熱型格納容器において、コンデンサ内の伝熱管の壁面面積を小さくできる原子炉格納容器を提供することある。【構成】冷却材喪失時にドライウェル内の流体をコンデンサ内に供給する手段を備えたことにある。【効果】想定事象である冷却材喪失事故時に、不凝縮性ガス混合蒸気を強制的にコンデンサに送り込むことによって、コンデンサ内での不凝縮性ガス混合蒸気の流速が上昇する。それにより伝熱管内での不凝縮性ガスと蒸気の流れを乱し、蒸気を伝熱管の壁面に強制的に触れさせることで凝縮の効率を上げる。従って、伝熱面積を小さくできる。
請求項(抜粋):
原子炉圧力容器を格納する密封されたドライウェルと、水を保有する圧力抑制室と、前記ドライウェルの外部に設置されたコンデンサと、前記コンデンサに接続され前記コンデンサから排出された流体を前記圧力抑制室内の水中に導く流体排出管を有する原子炉格納容器において、冷却材喪失時に前記ドライウェル内の流体を前記コンデンサ内に供給する流体供給手段を備えたことを特徴とする原子炉格納容器。
IPC (3件):
G21C 15/18 ,  G21C 9/004 ,  G21C 13/00
FI (2件):
G21C 9/00 A ,  G21C 13/00 R

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