特許
J-GLOBAL ID:200903058766593317

粗木酢液からの高品質木酢液原料の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-326465
公開番号(公開出願番号):特開平11-158472
出願日: 1997年11月27日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 粗木酢液中に含有される生体有害物資を除去し、有効成分を含有する化粧品、食品の配合剤として利用可能な、高品質木酢液原料の製造方法を提供することにある。【解決手段】 粗木酢液を酸性下でジエチルエテル、n-ヘキサンなどの有機溶剤と混合し、この有機溶剤相をpH4.5〜11.0の水溶液で洗浄し、残りの有機溶剤相を蒸発乾固させることにより粗木酢液中に含まれる生体有害物質であるホルムアルデヒド、メタノール、皮膚易刺激性の強酸性物質を除去するとともに、高品質木酢液原料の製造を可能にし、さらに粗木酢液中の燻製臭の一つでありかつグアヤコール、フェノールなどの刺激性焦臭を和らげる性質を有するフルフラールを、特異的に高品質木酢液中に移行させるためにジエチルエーテル・n-ヘキサン抽出後、pH8.0以上の水溶液で洗浄する方法を提供した。
請求項(抜粋):
粗木酢液をpH2.5以下の酸性下で有機溶剤と混合し、有機溶剤相に粗木酢液の有効成分を移行させ、次いで有機溶剤相にpH4.5〜11.0の水溶液と接触させて有機溶剤相中のホルムアルデヒドおよびメタノールを水溶液相に移行させ、水溶液相から分離した有機溶剤相を蒸発乾固させることを特徴とする高品質木酢液原料の製造方法。
IPC (4件):
C10C 5/00 ,  A01N 65/00 ,  A61K 7/40 ,  A01N 25/04 103
FI (4件):
C10C 5/00 ,  A01N 65/00 D ,  A61K 7/40 ,  A01N 25/04 103
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭52-012116

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