特許
J-GLOBAL ID:200903058776349104

加熱冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 勝徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-344801
公開番号(公開出願番号):特開2003-145599
出願日: 2001年11月09日
公開日(公表日): 2003年05月20日
要約:
【要約】【課題】水をロスすることなく、冷却循環路の冷水の急激な温度上昇および熱水循環路の熱水の急激な温度低下をまねくことなく、冷却と加熱とをスムーズに切り換えることができる加熱冷却装置を提供する。【解決手段】冷水循環路の冷水と、熱水循環路の熱水とを、バルブの切り換えによって、被温度制御体に設けられた熱媒体流路へ送るようになっているとともに、冷水から熱水(あるいは熱水から冷水)への切換の際、一旦切り替え前の配管路中に残っている冷水(熱水)をバイパス配管中に設けられた一時貯蔵タンクに送り込み、一時貯蔵タンクに先に貯蔵されていた熱水(冷水)を冷水(熱水)の圧力によって熱水(冷水)循環路媒に戻し、冷水(熱水)が一時貯蔵タンク中の熱水(冷水)と完全に入れ代わったら、熱媒体流路への熱水(冷水)の供給を熱水(冷水)循環路のみから行い、切り替えの際の熱水と冷水との混ざりを防止するようにした。
請求項(抜粋):
冷却ユニットを備えた冷水循環路と、冷水循環路中の冷水を送水する冷水送水路と、冷水循環路中へ冷水を返送する冷水返送路と加熱ユニットを備えた熱水循環路と、熱水循環路中の熱水を送水する熱水送水路と、熱水循環路中へ熱水を返送する熱水返送路とバルブの切り換えによって、冷水送水路からの冷水または熱水送水路からの熱水を被温度制御体に設けられた熱媒体流路へ送る送り配管路と、熱媒体流路からの戻り配管路と、送り配管路、熱媒体流路および戻り配管路の略総容積と同じ大きさの熱媒体一時貯蔵タンクと、冷水から熱水への切り替え時、送り込まれる冷水によって押し出される送り配管路、熱媒体流路および戻り配管路に残った熱水を前記熱媒体一時貯蔵タンクへ送り込み、先に熱媒体一時貯蔵タンク内に貯蔵された冷水を冷水返送路を介して冷水循環路へ戻し、熱媒体一時貯蔵タンク内の冷水が熱水に入れ替わった時点で、戻り配管路から送り出される冷水を冷水返送路を経て冷水循環路に戻すとともに、熱水から冷水への切り替え時、送り込まれる熱水によって押し出される送り配管路、熱媒体流路および戻り配管路に残った冷水を前記熱媒体一時貯蔵タンクへ送り込み、先に熱媒体一時貯蔵タンク内に貯蔵された熱水を熱水返送路を介して熱水循環路へ戻し、熱媒体一時貯蔵タンク内の熱水が冷水に入れ替わった時点で、戻り配管路から送り出される熱水を熱水返送路を経て熱水循環路に戻るようにバルブを切り換えるバルブ制御手段とを備えている加熱冷却装置。
IPC (2件):
B29C 45/73 ,  B29C 33/04
FI (2件):
B29C 45/73 ,  B29C 33/04
Fターム (8件):
4F202AG20 ,  4F202AK01 ,  4F202AK02 ,  4F202CA11 ,  4F202CB01 ,  4F202CN01 ,  4F202CN05 ,  4F202CN15
引用特許:
審査官引用 (1件)

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