特許
J-GLOBAL ID:200903058779608976

強磁性構造材の強度の経年劣化の非破壊測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-189269
公開番号(公開出願番号):特開2001-021538
出願日: 1999年07月02日
公開日(公表日): 2001年01月26日
要約:
【要約】【課題】 亀裂が発生する前段階での転位密度及びその分布の変化を非破壊的に検査でき、しかも小型の磁気ヨークと小容量の励磁電源で非破壊測定が可能な、高感度の強磁性構造材強度の経年劣化非破壊測定方法を提供することにある。【解決手段】 強磁性構造材の経年による実質的な応力の変化を定量的に求めることにより、強磁性構造材の強度の経年劣化を非破壊で測定する方法において、被測定強磁性構造材の帯磁率χc を所定の磁界強度Hで測定し、前記帯磁率χcと前記磁界強度Hとからc=χc H3 により帯磁率係数cを求め、材料の内部構造によって定まる既知の二つの定数aとbとを含む、実質的な引張応力σを求めるσ={log(c)-a}/bに前記帯磁率係数cの値を代入して、前記被測定強磁性構造材における実質的な引張応力σを求め、前記被測定強磁性構造材の前記実質的な引張応力σと前記強磁性構造材の初期状態での引張応力σ0 とを比較することで、経年による強磁性構造材の実質的な応力の変化を求めることを特徴とする。
請求項(抜粋):
強磁性構造材の経年による実質的な応力の変化を定量的に求めることにより、強磁性構造材の強度の経年劣化を非破壊で測定する方法において、被測定強磁性構造材の帯磁率χc を所定の磁界強度Hで測定し、前記帯磁率χc と前記磁界強度Hとから次式c=χc H3により帯磁率係数cを求め、材料の内部構造によって定まる既知の二つの定数aとbとを含む、実質的な引張応力σを求める次式σ={log(c)-a}/bに前記帯磁率係数cの値を代入して、前記被測定強磁性構造材における実質的な引張応力σを求め、前記被測定強磁性構造材の前記実質的な引張応力σと前記強磁性構造材の初期状態での引張応力σ0 とを比較して、経年による強磁性構造材の実質的な応力の変化を求めることを特徴とする、強磁性構造材の強度の経年劣化の非破壊測定方法。
Fターム (10件):
2G053AA14 ,  2G053AA19 ,  2G053AB01 ,  2G053AB06 ,  2G053BA21 ,  2G053BB11 ,  2G053BB18 ,  2G053CA02 ,  2G053CB21 ,  2G053CC04

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