特許
J-GLOBAL ID:200903058784958110

トンネル掘削機の位置検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石戸 久子 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-243335
公開番号(公開出願番号):特開2001-065286
出願日: 1999年08月30日
公開日(公表日): 2001年03月13日
要約:
【要約】【課題】 センサの数が少なくてすみ、簡単に且つ確実にトンネル先頭位置を検出することができる掘削トンネルの位置検出装置とする。【解決手段】 ワイヤ14の一端14aが固定された位置であるトンネル掘削機10の先方点Aと、ワイヤ14の他端側にある巻取りリール15が固定された位置である後続管12の後方点Bとの間で、ワイヤ14が左右に張り渡されている。トンネル掘削機10と後続管12との間に折れ角が発生すると、先方点Aと後方点Bとの間で張り渡されたワイヤ14の距離が左右で変化する。この距離の変化を捉えて折れ角を求めるべく、各巻取りリール15の近傍には、ワイヤ14の長さを検出するストロークセンサ18R,18Lが設けられる。
請求項(抜粋):
トンネル掘削機が掘削を行い、掘削されたトンネル内でトンネル掘削機を先頭として多数の後続管が直列に且つ互いに折曲可能に連結されるトンネル掘削において、トンネル掘削機付近に設定された管理点の、掘削開始位置の掘削方向を1つの座標軸にとったときの該座標軸に対して直交する2つの座標軸のうちの所望座標軸における前記掘削開始位置からの変位を求める位置検出装置であって、トンネル掘削機または先頭付近の後続管に設定された先方点と、先方点よりもさらに後方の後続管または掘削開始位置付近に設定された後方点との2点間に一対の線状部材を張り渡し、該一対の線状部材を互いに、トンネル掘削機または後続管の横断面で見て前記所望座標軸における異なる位置を通るように且つトンネル掘削機及び後続管のそれぞれの壁面を沿うように案内し、前記線状部材を用いて、前記2点間の距離の変化を検出するストロークセンサをそれぞれ一対の線状部材に対応して設け、前記ストロークセンサからの検出信号を受けて、一対の線状部材に対応するそれぞれのストロークセンサからの検出信号同士の差を求め、この差から所望座標軸における前記管理点の掘削開始位置からの変位を求める演算部を設けることを特徴とするトンネル掘削機の位置検出装置。
Fターム (6件):
2D054AA02 ,  2D054AC18 ,  2D054GA04 ,  2D054GA17 ,  2D054GA65 ,  2D054GA86

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