特許
J-GLOBAL ID:200903058790047692

スキャナ分光感度推定方法及び装置とこれを用いたスキャナマッチング測色再現デュープリケーション作成方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 望稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-130933
公開番号(公開出願番号):特開2000-321142
出願日: 1999年05月12日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】デュープリケーションの際に、オリジナル画像をユーザのスキャナで読み込んだ画像データと、複製物をユーザのスキャナで読み込んで得られる画像データとが、最も近くなるような複製物を作成する。【解決手段】予め所定の方法で複数の各種スキャナの分光感度データを推定し、デュープリケーションの目的物から入力された画像入力信号値に対し、前記推定された分光感度データおよび第一の変換テーブルを用いて、前記画像入力信号値を前記複数の各種スキャナによる所定の透過率データに変換し、該所定の透過率データを第二の変換テーブルを用いて、前記目的物に合致した写真材料で得るための画像出力信号値に変換し、前記複数の各種スキャナに対して得られた複数の画像出力信号値から、所定の演算により一つの画像出力信号値を得て、前記目的物に合致した写真材料に出力することにより前記課題を解決する。
請求項(抜粋):
一部にグレーパッチを併置した、分光透過率もしくは分光反射率の異なる多数のカラーパッチを有する分光感度解析用チャートを、分光測色計により測色して分光透過率データもしくは分光反射率データを得るとともに、前記チャートをスキャナで収録してスキャナ収録値を得、前記チャート内のグレーパッチから得られるスキャナ収録値と、前記チャート内のグレーパッチから得られる分光透過率データもしくは分光反射率データを波長方向に平均した透過率もしくは反射率とから、スキャナ収録値と、透過率もしくは反射率ベースの値との関係を示す1次元テーブルを作成し、前記1次元テーブルを用いて、前記チャートをスキャナで収録して得られたスキャナ収録値をすべて透過率もしくは反射率ベースの値に変換し、前記チャートを分光測色計により測色して得た分光透過率データもしくは分光反射率データと、前記1次元テーブルを用いてスキャナ収録値を透過率もしくは反射率ベースの値に変換した値との間における、スキャナ分光感度を表す行列による行列変換を仮定し、最適化演算により、該行列要素を求めることによりスキャナの分光感度を推定することを特徴とするスキャナ分光感度推定方法。
IPC (4件):
G01J 3/52 ,  G01J 3/46 ,  G03B 27/32 ,  G03B 27/72
FI (4件):
G01J 3/52 ,  G01J 3/46 Z ,  G03B 27/32 B ,  G03B 27/72 Z
Fターム (16件):
2G020AA08 ,  2G020DA12 ,  2G020DA14 ,  2G020DA23 ,  2G020DA34 ,  2G020DA43 ,  2G020DA65 ,  2H106AA80 ,  2H106BA55 ,  2H106BH00 ,  2H110AC09 ,  2H110BA15 ,  2H110BA18 ,  2H110CE03 ,  2H110CE08 ,  2H110DA04

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