特許
J-GLOBAL ID:200903058790778972

吐出容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 佐藤 辰彦 ,  鷺 健志 ,  本間 賢一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-200570
公開番号(公開出願番号):特開2004-041865
出願日: 2002年07月09日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
【課題】簡易な構成でありながら安定した吐出状態を確保することができる吐出容を提供する。【解決手段】吐出容器1は液体2を収納する容器3とアクチュエータ4とを備え、容器3の内部にはシリンダ5が配設される。シリンダ5は大径部5a、傾斜部5c及び小径部5bを備える。大径部5aには第1ピストン7と弁体8とが配設され、小径部5bには第2ピストン9がスプリング10に付勢されて配設される。弁体8はシール部8aの下方に突出部8bが形成され、弁体8と第2ピストン9との間には間隔保持部材11が配設される。アクチュエータ4が押し下げられると、突出部8bが傾斜部5cに当接するまではシリンダ5内の液体2により第2ピストン9が押し下げられる。突出部8bが傾斜部5cに当接して内方に案内されると、弁体8のシール部8aとシリンダ5の内壁との間に間隔が生じ、スプリング10の付勢力により液体2がノズル4aから吐出される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
液体を収納する容器と、前記容器内に下方に向けて延設され上方に大径部を有し前記大径部から下方に向けて縮径する傾斜部と前記傾斜部から下方に延設される小径部と前記小径部に容器内の液体を流入させる流入口とを有するシリンダと、前記大径部に摺動自在に配設される第1ピストンと、前記第1ピストンを下方に押圧したときに液体を外部に吐出する吐出口を備えたアクチュエータと、前記小径部に摺動自在に配設されスプリングにより上方に付勢される第2ピストンと、前記アクチュエータが押圧されていない状態で前記第1ピストンと前記第2ピストンとに当接する間隔保持部材とを備え、 前記第1ピストンは、前記大径部の内周面に全周にわたって液密に当接するシール部と、前記シール部と間隔を存して下方に配設され前記アクチュエータが押圧されていない状態で前記大径部の内周面に全周にわたって液密に当接する可撓性を有する弁体と、前記弁体の下端部から前記傾斜部に向けて下方に延設される突出部と、前記シール部と前記弁体との間の空間と前記吐出口とを内部を通じて連結する液体通路とを有し、 前記第2ピストンは上下を貫通する流入通路と、前記流入通路に設けられ下方からの液体は通過させ上方からの液体の流出は遮断する流入弁とを有し、 前記弁体は前記アクチュエータが押圧された際に前記シリンダ内の液体を介して前記第2ピストンを下降させて前記スプリングを圧縮し、前記突出部は前記アクチュエータにより押圧されて前記傾斜部に当接した際に前記傾斜部に案内されて内方に移動され前記弁体を前記シリンダの内周面から離間させ、前記第2ピストンは前記スプリングの付勢力により前記シリンダ内の液体を前記弁体と前記シリンダとの間隙から前記液体通路を介して前記吐出口から吐出することを特徴とする吐出容器。
IPC (2件):
B05B11/00 ,  B65D83/76
FI (2件):
B05B11/00 101J ,  B65D83/00 K
Fターム (11件):
3E014PA01 ,  3E014PB03 ,  3E014PB08 ,  3E014PC03 ,  3E014PD11 ,  3E014PD14 ,  3E014PE03 ,  3E014PE08 ,  3E014PE09 ,  3E014PE10 ,  3E014PF10

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