特許
J-GLOBAL ID:200903058797391453

圧電型発電機及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-162843
公開番号(公開出願番号):特開平11-018445
出願日: 1997年06月19日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 自動車などのエンジンの機械的振動エネルギーを利用して電気を発生させる圧電型発電機及びその製造方法を提供する。【解決手段】 圧電型発電機200は多数の圧電要素205から発生する電気を蓄電池150に充電するための電気回路105を備える。それぞれの圧電要素は圧電薄膜210、該圧電薄膜210を支持する支持部材220を有し、基板との衝突を防止するために、上向きに反るように残有能力が予め形成されたカンチレバー形状を有する。圧電薄膜210はPZTで構成され、支持部材220は窒化物で構成される。電気回路105には圧電要素から発生する直流を交流に変換するDC/AC変換器130、変圧器140、及び蓄電池150から電流が放電することを防止するダイオード160が提供される。エンジンが振動すると、圧電薄膜210に生成する応力により電流が発生し、電気回路105を通して蓄電池150に充電される。
請求項(抜粋):
圧電薄膜、及び該圧電薄膜の下部に形成され、前記圧電薄膜と共に機械的振動源の振動により変形を起こす変形部及び該変形部の一側に一体に形成され前記圧電薄膜と前記変形部を支持する支持部を有する圧電薄膜支持部材をそれぞれ有し、機械的な振動源に取り付けられるウェーハ上に提供されて前記機械的な振動源の機械的な振動エネルギーから電気を発生させる多数の圧電要素と、前記圧電要素から発生する電気を蓄電池に充電させるための電気回路とを有することを特徴とする圧電型発電機。

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