特許
J-GLOBAL ID:200903058799928195

自動車の前部成形天井付きサンスクリーン装置A

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-130400
公開番号(公開出願番号):特開2000-264061
出願日: 1999年03月18日
公開日(公表日): 2000年09月26日
要約:
【要約】【目的】 自動車の前部成形天井付きサンスクリーン装置Aは、在来のサンバイザーを除去しそれに替えて取り付ける防眩装置で、フロントガラス上部を隅無く覆い、完全な防眩を実現しながら車室内を明るくて閉塞感のない快適な状態にし、また、簡便な操作でサイドへ移行できるもので、更に、カーナビ装置の画面を理想的な位置に装備するための下地を整備しようとするものである。【構成】 スクリーンとそのベースとなるフレームとそれらを格納するのに要する広さの前部成形天井よりなり、在来の天井前部を切除して取り付けるもので、出し入れ自在のスクリーンが前部成形天井前端のスクリーンの出入り口からフロントガラスサイドの辺に沿って引き出されフロントガラス上部を覆い、また、一杯引き出されたスクリーンが上部コーナーの蝶番によってサイドへ折り返されサイドガラスを覆う。更に、フレームの裏側にカーナビの画面を出し入れするための誘導レールを持つ。
請求項(抜粋):
本発明は、フィルム製のスクリーンとそのベースとなるフレームとそれらを格納するのに要する広さの前部成形天井よりなるモジュールであり、在来のサンバイザーやインナーミラー等を天井前部から取り外し、取り付ける前部成形天井の周縁部と在来の天井前部とが重なり合う部分を接合代として残しその内側の天井を切除して取り付けるもので、出し入れ自在のスクリーンが前部成形天井前端のスクリーン出入り口(以下、出入り口という)からフロントガラスサイドの辺に沿って引き出されフロントガラス上部を隅無く覆い、更に、一杯引き出されたスクリーンが上部コーナーの蝶番によってサイドへ折り返されサイドガラスを覆う。前部成形天井1 在来の天井前部に合わせるように取り付ける。2 前部成形天井の先端部近くのフレーム先端部と重なる位置に出入り口がある。3 インナーミラー等の取り付け台を持つ。フレーム1 フロントガラス上部とほぼ同じ形状の、左右のスクリーンが中央部で重なり合う分だけ幅を縮めた梯形で、フロントガラスサイドの辺の延長線上にあって左右外側のフレームを形成する誘導レールとそれに平行して内側に並ぶ複数の誘導レールを縦の骨にし、また、出入り口とその対辺に設ける補助のフレームを横の骨にして形成する。2 誘導レールの押えは填まった凸起を押えて保持し安定した移動を助ける。3 凸起・軸・三角形のコーナーの持ち出し部分の通り路になる箇所は、それぞれの寸法に合わせて出し入れの妨げにならぬよう下縁・上縁・先端を切り広げた出入り口を持つ。4 車体に直に接合して強固に取り付ける。スクリーン1 フロントガラス上部を左右に等分した寸法・形状のものを原形とする。2 フィルムは明るさを取り入れながら防眩機能を持つものを採用する。3 フロントのスクリーンを折り返してサイドガラスを適切に覆えるよう上部左右外側のコーナーに蝶番の位置が定められる。4 蝶番はスクリーン本体から三角形のコーナーを区切り、その三角形のコーナーの上縁を少し持ち出しそのエッジ部分に出入り口にひっかかって止まるストッパーをつけ、サイドには左右外側の誘導レールに填め込む軸を取り付けストッパーと一体化する。5 上縁に左右外側以外の誘導レールに填める複数の凸起を付ける。6 下縁の中央部に把っ手をつける。7 左右のスクリーンのほぼ中央部を蝶番で縦または斜に接合して中折れ式にする。8 フレームに装備されると、軸と凸起が誘導レールに填まり、先端は出入り口に挟まれ、把っ手は外に出る。9 始動により軸と凸起は誘導レールを下方へ移動し、出入り口に挟まれたまま出てゆきフロントガラス上部を覆う。10 引き出し切ると、外側の軸以外の凸起はすべて出入り口を出て宙ぶらりになり、三角形コーナーの持ち出し部分が出入り口に挟まれ軸の上端も誘導レールに挟まれた状態でストッパーが出入り口にひっかかって止まり、蝶番が作動できる状態になる。本発明は上記のような構成を有するもので、フロントガラス上部左右のコーナーや中央インナーミラー周辺の隙間を塞いで完全遮光を実現しながら車室内を明るくて閉塞感のない快適な状態にし、更に、簡便な操作でサイドへ折り返せることを特長とする自動車の前部成形天井付きサンスクリーン装置Aに関するもの。
FI (2件):
B60J 3/02 K ,  B60J 3/02 N

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