特許
J-GLOBAL ID:200903058800478654

輪列作動制御部を有する機械式時計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999007290
公開番号(公開出願番号):WO2001-048565
出願日: 1999年12月24日
公開日(公表日): 2001年07月05日
要約:
【要約】本発明の機械式時計は、動力源を構成するぜんまいと、ぜんまいが巻き戻されるときの回転力により回転する表輪列と、表輪列の回転を制御するための脱進・調速装置とを有する。脱進・調速装置は右回転と左回転を交互に繰り返すてんぷと、表輪列の回転に基づいて回転するがんぎ車と、てんぷの作動に基づいてがんぎ車の回転を制御するアンクルとを含む。てんぷはひげぜんまいとてん真とてん輪とを含む。本発明の機械式時計は、更に、源振を構成する水晶振動子と、水晶振動子の振動により出力される出力信号を入力してその信号を分周して時刻に関する信号を出力する分周部を含むICと、ICを動作させる電源とを有しており、時刻を計数するための時刻計測部と、輪列の回転作動状態を検出するための輪列作動検出部とを備える。本発明の機械式時計は、更に、時刻計測部が計数した計数信号および輪列作動検出部が検出した輪列の回転作動状態を示す作動状態信号に基づいて、輪列の作動を制御するための輪列作動制御部とを備える。
請求項(抜粋):
機械式時計の動力源を構成するぜんまいと、ぜんまいが巻き戻されるときの回転力により回転する表輪列と、表輪列の回転を制御するための脱進・調速装置とを有しており、この脱進・調速装置は右回転と左回転を交互に繰り返すてんぷと、表輪列の回転に基づいて回転するがんぎ車と、てんぷの作動に基づいてがんぎ車の回転を制御するアンクルとを含み、てんぷはひげぜんまいとてん真とてん輪とを含むように構成されたムーブメントを備える機械式時計において、 源振を構成する水晶振動子(210)と、水晶振動子(210)の振動により出力される出力信号を入力してその信号を分周して時刻に関する信号を出力するための分周部(214)を含むIC(212)と、IC(212)を動作させるための電源(220)とを有しており、かつ、時刻を計数するための時刻計数部と、 機械式時計の輪列の回転作動状態を検出するための輪列作動検出部(124p、232)と、 時刻計数部が計数した計数信号および輪列作動検出部が検出した輪列の回転作動状態を示す作動状態信号に基づいて、輪列の作動を制御するための輪列作動制御部(252、254)と、を備えていることを特徴とする機械式時計。
IPC (3件):
G04B 17/20 ,  G04C 3/04 ,  G04C 9/08
FI (3件):
G04B 17/20 ,  G04C 3/04 B ,  G04C 9/08 D

前のページに戻る