特許
J-GLOBAL ID:200903058810327204

誘導電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-005868
公開番号(公開出願番号):特開平5-199785
出願日: 1992年01月16日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】誘導電動機の制御装置に関し、バッテリの電圧降下に伴う電動機効率の低下および消費電力の増大を抑制する。【構成】誘導電動機3はバッテリ1を直流電源とするインバータ2によって駆動される。制御回路4は、アクセル5、ブレーキ6、前後進レバー7の操作量を各センサ5a〜7aによって検出して電動機3が発生すべき目標トルクを設定し、電動機3の回転速度をセンサ8によって検出し、それらからすべり周波数を求め、そのすべり周波数から電動機3の一次電流の指令電流を求め、その指令電流と電流検出センサ9a,9bの検出した電動機3の実際の一次電流とが等しくなるようにインバータ2を制御する。そして、バッテリ1の電圧を電圧検出器10によって検出し、バッテリ1の電圧が基準電圧を下回った場合は電動機3の電動機電圧が飽和していると判断し、すべり周波数に補正係数を乗じて小さくし目標トルクを下げて電動機電圧の飽和を解消する。
請求項(抜粋):
バッテリと、前記バッテリから直流を入力して交流に変換するインバータと、前記インバータによって駆動される誘導電動機と、前記誘導電動機が発生すべき所望のトルクを設定するトルク設定手段と、前記誘導電動機の回転速度を検出する速度検出手段と、前記誘導電動機の一次電流を検出する電流検出手段と、前記速度検出手段からの速度検出値とトルク設定手段の設定した設定トルクとに基づいてすべり周波数を設定し、そのすべり周波数に基づいて前記誘導電動機に設定トルクと等しいトルクを発生させるための一次電流を設定し、その設定した一次電流と前記電流検出手段からの電流検出値とが等しくなるように前記インバータをすべり周波数制御する制御手段とからなる誘導電動機の制御装置において、前記バッテリの電圧を検出し、そのバッテリの電圧から前記誘導電動機の電動機電圧が飽和しているか否かを判断し、飽和していると判断したとき、前記誘導電動機が発生するトルクが小さくなるように前記すべり周波数を補正する補正手段を備えたことを特徴とする誘導電動機の制御装置。
IPC (3件):
H02P 5/41 302 ,  B60L 11/18 ,  B66F 9/24
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-155387

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