特許
J-GLOBAL ID:200903058814061896

マトリクス型単純液晶表示装置の駆動法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-178026
公開番号(公開出願番号):特開平6-051717
出願日: 1992年07月06日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【目的】 マトリクス型単純液晶表示装置の表示性能、例えばコントラストや表示の明るさを向上させ、かつ駆動の低電圧化を図る。【構成】 アダマール変換を使って、表示データを変換し、更に、特異パターンの際に駆動電圧の集中を避ける。
請求項(抜粋):
走査線の全本数をMとするとき、NをMと等しいか、より大きい正の整数とし、N次の正方ユニタリー行列であるウオルシュ-アダマール変換行列Hの発生器を備え、1フレームの表示パターンに対応するN行M列の行列Aを行列Aの行及び列が、マトリクス表示装置の行及び列にこの順に対応するように、しかも、ON画素には1が、OFF画素には-1が対応するように、しかもダミー行を挿入することにより定義し、【数1】の如く、このウオルシュ-アダマール変換行列Hで変換して変換表示パターン行列Bを得、この変換表示パターン行列Bの各要素(s,p)のうち、その絶対値Uspが所定の大きさWを越える要素を抽出し、同一行に該当要素が複数個あれば、最大のもの1個を選び、該当絶対値を、UF1、UF2、......、UFdとし、そのような行の番号をF1、F2、......、Fdとし、【数2】が成立する、LFbを決定し、このようなLFbを、LF1、......、LFdのd個とする時、【数3】で、Sを決定し、ウオルシュ-アダマール変換行列HのFb列目すべての要素を、LFb-1回、任意の箇所に独立した列として加え、この操作をF1列、F2列、......、Fd列と繰り返し、N行、N+S列の疑似アダマール行列Dを得、さらに対応して、変換表示パターン行列のFb行目すべてを、【数4】で変換し、変換した行を、LFb-1回、前述の疑似アダマール行列Dを得る際に行ったのと行番号が対応するように独立した行として加え、この操作をF1、F2、.........Fdと繰り返し、N+S行、N列の駆動パターン行列Eを得、1フレーム期間TをN+S個のスロットに分割し、1フレーム期間T=tn+S-t0において、t0〜t1、t1〜t2、t2〜t3、......、tn+S-1〜tn+S、のタイミングで全画素への印加電圧を更新するにおいて、タイミングti-1〜tiにおいて、走査線、及び信号電極、個々に指定された電圧を、しかも全体、同時に、走査電圧及び信号電圧を印加し、この際、k行の走査線には、前記疑似アダマール行列Dのk行、i列の数値に比例した走査電圧を印加し、j番目の信号電極には同一タイミングで前記駆動パターン行列Eのうち、i行目、j列目の数値に比例した信号電圧を印加することを特徴とするマトリクス型単純液晶表示装置の駆動法。
IPC (3件):
G09G 3/36 ,  G02F 1/133 545 ,  G02F 1/133 575
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭63-015596
  • 特公昭54-022856

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