特許
J-GLOBAL ID:200903058819839038

クラスタ結合型マルチプロセッサシステムのシステムコールに伴うプロセス切り換え制御方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-275766
公開番号(公開出願番号):特開平8-115302
出願日: 1994年10月14日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 複数プロセッサ構成のクラスタを相互結合網により結合し、1つのクラスタでシステムコールを集中的に管理するクラスタ結合型マルチプロセッサシステムにおいて、システムコールに伴うプロセス切り換え動作を、システムコールの種別やシステムの負荷状況に応じて制御する。【構成】 バックエンドクラスタ1は、自クラスタ内のプロセッサ上で実行中のプロセスから発行されたシステムコールのフロントエンドクラスタ6への依頼時、依頼したシステムコールの種別の現在までの平均処理時間をシステムコール処理時間記録表18から得て閾値と比較する。平均処理時間が閾値を超えるときは前記プロセスと他の実行可能なプロセスとの切り換えを直ちに行い、閾値を超えないときはプロセス情報の退避処理を行うことなく、前記システムコールの処理結果がフロントエンドクラスタ6から返されてくるのを待ち合わせる。
請求項(抜粋):
各々複数のプロセッサから構成されるクラスタを相互結合網により通信可能に接続し、複数のクラスタのうちの1つのクラスタをシステムコールの処理を行うフロントエンドクラスタに定め、残りのクラスタを前記フロントエンドクラスタに対しシステムコールの処理を依頼し結果を返してもらうバックエンドクラスタに定めたクラスタ結合型マルチプロセッサシステムで、システムコールに伴うプロセス切り換えを制御する方法において、前記バックエンドクラスタの各々は、自クラスタ内のプロセッサ上で実行中のプロセスから発行されたシステムコールの前記フロントエンドクラスタへの依頼時、プロセス情報の退避処理を行うことなく、予め定められた一定時間以内に前記システムコールの処理結果が前記フロントエンドクラスタから返されてくるか否かを監視し、前記一定時間以内に処理結果が返されてきたときは前記プロセスの実行を継続し、前記一定時間が経過しても前記処理結果が返されてこないときは前記プロセスと他の実行可能なプロセスとの切り換えを行うことを特徴とするクラスタ結合型マルチプロセッサシステムのシステムコールに伴うプロセス切り換え制御方法。
IPC (3件):
G06F 15/16 430 ,  G06F 9/46 340 ,  G06F 9/46 360
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-116732

前のページに戻る