特許
J-GLOBAL ID:200903058821392946
レーザプラズマX線発生装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 洋介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-311277
公開番号(公開出願番号):特開2001-135877
出願日: 1999年11月01日
公開日(公表日): 2001年05月18日
要約:
【要約】【課題】 ターゲット材から飛散した高速の微粒子によりX線光学素子が損傷を受けることなく、かつ、高繰返しでも連続して安定した高い平均出力のレーザプラズマX線を発生することができる。【解決手段】 レーザプラズマを生成する主パルスレーザ光が主パルスレーザ発生装置121から集光照射点110に集光照射された際にターゲットから放出されたターゲット材112の破片微粒子を、蒸散用パルスレーザ発生装置131が生成する蒸散用パルスレーザ光の照射により加熱し、破片微粒子を蒸発・気化させている。蒸散用パルスレーザ光の照射は制御装置125により主パルスレーザ発生装置121と同期して時間的に調整されている。更に、破片微粒子が放出される領域を照明光源141が照射し、この照明を受けて検出器143が破片微粒子の発生を検出して制御装置125へ通知している。
請求項(抜粋):
固体または液体の物質をターゲットとしてこれに高尖頭パワーを有する繰り返しパルスレーザ光を集中照射して生じたプラズマからレーザプラズマX線を発生するレーザプラズマX線発生装置において、プラズマを発生させる前記パルスレーザ光を主パルスレーザ光として発生する主パルスレーザ発生装置と、ターゲット表面から放出されるターゲット材微粒子を加熱して蒸発気化させる蒸散用パルスレーザ光を発生する蒸散用パルスレーザ発生装置と、前記主パルスレーザ光に対し時間的に遅延して前記ターゲットの集光照射された表面近傍を通過する前記ターゲットを避けた光路に、前記蒸散用パルスレーザ光を導光し前記表面近傍に向けて集光する光学系部材と、前記蒸散用パルスレーザ発生装置に通知して導光される前記蒸散用パルスレーザ光の遅延時間、パルス時間幅、およびパルスエネルギーを調整する制御装置とを備えることを特徴とするレーザプラズマX線発生装置。
IPC (4件):
H01S 3/00
, H01S 3/10
, H05G 2/00
, H05G 1/02
FI (4件):
H01S 3/00 A
, H01S 3/10 A
, H05G 1/02
, H05G 1/00 K
Fターム (13件):
4C092AA06
, 4C092AA15
, 4C092AA17
, 4C092AB21
, 5F072HH07
, 5F072JJ03
, 5F072JJ20
, 5F072KK30
, 5F072MM17
, 5F072RR01
, 5F072RR07
, 5F072SS06
, 5F072YY20
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