特許
J-GLOBAL ID:200903058832119540

像加熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤岡 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-181984
公開番号(公開出願番号):特開平8-030139
出願日: 1994年07月12日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】 本出願に係る第1の発明は、渦電流を利用する場合でも、漏れ磁束による温度検知素子の発熱を防止し、正しい温度制御の可能な像加熱装置を提供することを目的としている。【構成】 ポリイミド等の樹脂で形成されたフィルム基材上に、鉄等で形成された導電層を有するフィルム17と、該フィルム17とニップ部を形成するように配設された加圧ローラ24と、上記導電層に渦電流を発生せしめる励磁コイル(図示せず)とを備え、上記ニップ部における通紙部の非画像域に、NTCサーミスタチップを有する温度検知素子26を配設し、CPU34にて、該温度検知素子26による温度情報を温度検知回路33を介して検知しながら、励磁制御回路35を介して渦電流の発生を制御し、ニップ部の温度を所定の温度に維持せしめる。
請求項(抜粋):
フィルム状の低熱伝導性基材、及び該低熱伝導性基材の外側に形成された導電層とを有する回転体と、該回転体に圧接するように配設されたる加圧部材と、該加圧部材と上記回転体の圧接部位置における上記導電層に渦電流を発生せしめる励磁コイルと、該圧接部または圧接部近傍に配設され上記回転体の温度を検知する温度検知素子とを備え、未定着現像剤像を担持した記録材を上記圧接部にて加熱しながら挟圧搬送することにより該未定着現像剤像の加熱を行う像加熱装置において、上記温度検知素子は、固有抵抗が1×10-5Ω・cm以上であることを特徴とする像加熱装置。

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