特許
J-GLOBAL ID:200903058835890191

精製・脱臭液状エステルワックスとその組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-302324
公開番号(公開出願番号):特開平11-100353
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】天然資源であるオレンジラフィー油やドーリー油は、主成分が長鎖の不飽和液状エステルワックスであり、不純物として極めて酸化され易い高度不飽和酸とこれらのグリセライドを含み、強い悪臭を発生するのでその脱臭方法を提供する。【解決手段】含有する多種類の高度不飽和酸やこれらのグリセライド類に対してのみ選択的に水素添加を起こす触媒として、ニッケル-アルミニウム合金とアルカリ金属の水酸化物の併用が適し、この方法によれば、高度不飽和酸類の中和、これらのグリセライド類の鹸化、熱により水蒸気蒸留も同時に行われるので、極めて優れた脱臭効果を得る。ここで、脱ガム処理、脱酸処理、湯洗い、濾過処理、加熱処理を付加すれば更に高度の脱臭が達成される。
請求項(抜粋):
酸を用いる脱ガム処理、アルカリを用いる脱酸処理、水洗い処理、加熱処理の1種類以上の処理を行ない、あるいは行わないで、ニッケル-アルミニウム合金と、アルカリ金属の水酸化物の存在下に、不活性気体又は水素気流雰囲気中で、減圧又は常圧下で水蒸気を吹き込み、濾過などその他の処理により精製・脱臭することを特徴とし、それぞれの炭素数が12から22の不飽和脂肪酸と不飽和脂肪族アルコールとが脱水結合した構造で、総炭素数が24から44、ヨウ素価が70〜100、酸価1以下、けん化価90〜100に調製され、魚類から抽出された液状の不飽和エステルワックス。
IPC (5件):
C07C 69/587 ,  A61K 7/00 ABF ,  A61K 7/48 ADA ,  A61K 9/06 ,  C11B 11/00
FI (5件):
C07C 69/587 ,  A61K 7/00 ABF K ,  A61K 7/48 ADA ,  A61K 9/06 B ,  C11B 11/00

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